鬼龍院花子の生涯

残念ながらドラマのほうね。
主演 観月ありさ

もちろん映画の夏目雅子のほうはだいぶ前に見てます。
あのシリーズは大好きだったなあ。
陽暉楼や吉原炎上など、10代のころはあちらの世界に
憧れなんぞ抱いておりましたぞい。

と、どうしても映画と比較してしまうのですが
有名なあのセリフ「なめたらいかんぜよ」…
観月さん、あれ、ただの逆ギレですやん。
凄み以前の問題で
あの場所であの流れで言うたら、なんだコイツ?と思われてもしゃあない。


鬼龍院政五郎(高橋英樹)が死を覚悟して荒磯のところに押しかけ
かたき討ちするシーン。
結果、政五郎は死んでまいますが
白い着物着て刀持って構えてる姿なんぞ
思わず桃太郎侍とかぶって見えてしまいましたわ。
いつ「ひと~つ!」と言うか待ってた自分がいたし。

演じたみなさん、頑張ってたとは思いますが
すべてにおいて映画にかなわなかった。
目力、迫力、背負った影、エロチックさが足りなかった。