サラに会いたい

サラちゃんがお空に行ってもう8か月。
自慢じゃないが毎日サラのことを想ってる。
ってことは、まだペットロスなのかな。

現実を受け入れて泣き暮らすことはしなくなったけど
寂しい気持ちはぬぐえない。
他に猫は3匹もいるのにあの子は特別。

サラより前に空に行ったチャロ犬がいる。
が、チャロは今いるメイに乗り移ってるようだから寂しくない。
メイは突然に行動が犬のように変わったから。

死んだら無というけれど、死んだことないからわからない。
無かもしれないし、虹の橋がホントにあるのかもしれない。
それなら
都合のいいように考えてみるのも一理ある。

私は思う。
だだっ広い草原の中にサラがいる。チャロもいる。
他の動物も。
穏やかな気候で真っ青な空。
お腹もすかなければ、トイレも必要ない。

眠くなったら寝ればいい。
寝るのに飽きたら虫や蝶々を追って遊ぶ。
時間の概念がないから好きなようにいつまでも。

気づいたら遠くのほうでお母さんが微笑んで立ってる。
お母さんのとこに駆けよったよ。
お母さん、ニッコニコ。
「やっと会えたね。サラちゃん」

そんな想像してたら死ぬのは怖くない。サラに会えるのだから。

精一杯生き抜いて、いつかサラに会いに行く。