ノーカントリー

ノーカントリー (字幕版)

 

 

監督 コーエン兄弟

キャスト

ハビエル・バルデム…シガー

ジョシュ・ブローリン…モス

トミー・リー・ジョーンズ…ベル保安官

 

 

3月は昔の良作を見返してみよう月間。

 

やっぱりな、という結果に。

私はどうしてもコーエン兄弟の作品とは相性が悪い。

彼らの作る作品の良さが全く分からない。

そう、わからないのです。

伝わる以前の問題。

 

なぜこの作品が数々の賞を受賞したのかも

わからない。

 

ただただ不気味なシガーの行動。

コイツはロボットか?と思うぐらい

感情がない。

自分にとっていらぬ人間は有無をも言わせず殺し、

そうじゃない人間はコインで決める。

なんすか、それ?

 

ひとつ、わかったシーンがありました。

前半でGSと雑貨屋みたいな店屋の主人と話すとこ。

主人がただの世間話をしようとしてるのに

それをいちいち突っかかるシガー。

「他に何か(買うもの)あるか?」と聞いたら

「さあ、あるかな?」

なんで質問を質問で返すんだ、この男。

その不愉快な会話が延々続く。

あーーーーー、めんどくせー客!!

関わりたくないわ!さっさと帰れ!!って思うわ。

 

と、このシーンだけは

イライラしながら不快な気分になりながら

店屋の主人に同情しながら理解できた箇所。

シガーという男がただただ怖い。

会話しちゃったが最後って感じ。

 

人の生き死にや運命とかを伝えたいのかもしれませんが

私にはやっぱりこのコーエン兄弟の独特なセンスが

理解できないのでつまらなかったです。

最後もなにあれ?

唐突に終わって口ポカーンでした。

 

 

 

ノーカントリー (字幕版)