監督 イアン・ソフトリー
キャスト
ケヴィン・スペイシー…プロート
ジェフ・ブリッジス…マーク・パウエル博士
デヴィッド・パトリック・ケリー…ハウイー
最初っから心つかまれた!
K-PAX星からやってきたプロート。
彼は異星人なのか、精神異常者か。
というこのSFっぽさは、そそられます。
前半どんどん引き込まれていきました。
後半、7月27日に彼は星に戻ると言います。
そこで博士は催眠療法をして
プロートの過去を探ろうとします。
ちょっとここ、何度も催眠療法するのは長いぞ。
博士の焦る気持ちもわかるんだが。
ラストは真相はよくわかりませんでした、
なんですが
勝手に私の考察タイム!
プロートはやっぱりK-PAX人ですよ。
人の形をしてるのかは謎ですが。
ロバートの体を借りて人間界にいたわけです。
だって、スペイシーのような
頭ハゲてヒゲ生えてる異星人なんていやしないじゃないですか。
で、ベスの体を乗っ取って
K-PAX星に戻っていったわけです。
一人しか連れていけないというのは
その「身体」を一人しか連れてけないってことであって。
抜け殻になったロバート氏は
あの状態になってしまったってことです。
催眠療法では眠ってるロバート氏の心の声が
共鳴してああなっちゃったわけで。
という解釈をするとスッキリ腑に落ちました。
そのまんま見るとラストは
んんんん~?なんですが
ベスに体を乗り換えたと捉えれば納得できました。
よっしゃぁ!
自分の推理考察タイムも含めて面白かったです。