アクターズ・ショート・フィルム 2

 

 

5人の俳優が

「監督」としてショートフィルムを製作。

 

ルール

1 25分以内の尺。

2 予算はすべて共通。

3 原作物はない。

4 監督本人も出演。

 

「いくえにも。」

監督 青柳翔

キャスト 村上虹郎

 

毎週土曜には家族団らんで夕食をとる家。

お隣さんが引っ越しの挨拶にきて

犬が部屋の中に入ってしまい…というお話。

虹郎くんが壊れていきます。

ですが実際は家族とされる皆が異質なんです。

答えは電話ボックスのガラス越しにあるんですが

私は読み取ることができなかった。

 

 

「物語」

監督 玉城ティナ

キャスト 奥平大兼

 

少女が向かった先は真っ白い部屋。

そこには少年がベッドに横たわってて

何も話さない少年と、一人で話す少女のお話。

彼、病気なの?と思ったら違ってた。

少女が去り、ティナちゃんと交代するまで気づけなかった。

ちょっと呟くと皆からたたかれる時代。

本音を言えるこういう場所、増えるかもよ。

 

 

「あんた」

監督 千葉雄大

キャスト 伊藤沙莉

 

キャンプを楽しむ男女。

友人以上恋人未満。

一生続くと思ってたこの関係性。

なんかね、泣けたなあ。

余韻が数日たっても残る映画だった。

この中では一番好きな作品。

心地よさと寂しさの感情がウエーブします。

 

 

「ありがとう」

監督 永山瑛太

キャスト 役所広司

 

死に場所を探しさまよう男。

山に入っていった男が若者と出会いっていう話。

とりあえず!役所さんの肌に触れるのは

橋本マナミ嬢ぐらいしかいないでしょ。

わかんない、わかんないよ瑛太!!

撃ってくれてありがとうなのか、

まだ生きたいのありがとうなのか?

 

 

「理解される体力」

監督 前田敦子

キャスト 三浦貴大

 

茶店でパフェを食べながら大泣きする女と

一緒にいる友達。

ごめん、途中から寝ちゃったよ。

面白くないと私、寝ちゃうんだよ。

三浦君の女装はジャイ子みたいだよ?

一般人代表の野間口さん、今回もいい味。

たまに見切るあっちゃんも空気のようでした。

 

 

自分がこういう風に作りたい、と思うビジュアルが

思った通りに映像化されてるのかな?

ショートフィルムだから

短く簡潔に、伝えたいものをが求められるだろうけど

ストレートにわかるものが少ない気がする。

 

一応、あと1シーズン見てみることにします。