アクターズ・ショート・フィルム 3

 

 

5人の俳優が

「監督」としてショートフィルムを製作。

 

ルール

1 25分以内の尺。

2 予算はすべて共通。

3 原作物はない。

4 監督本人も出演。

 

 

第3弾。

ネトフリはここまでしかやってないんだね。

4弾は見るかどうかまだわからないんだけど

また千葉雄大くんが監督してるようなので

期待していいのかどうか。

 

「CRANK クランク」

監督 高良健吾

キャスト 中島歩

 

メッセンジャーの丸とヒデのお話。

人のめでたい話を聞くのもうれしいが

やっぱり自分の将来気にするよなー。

終わり方にどしたー?ってなった。

高良君、出演の仕方に笑いが止まらない。

ああいう会見を本人が実際に

やってみたかったのかとしか思えないw

 

 

「COUNT100」

監督 玉木宏

キャスト 林遣都

 

自分と入れ替わり

自分に人生を乗っ取られてしまうお話。

コピーロボットパーマンの実写不思議版w

残念ながらオチが読めてしまうんだな。

けど、つい想像しちゃうよね。

出来る自分がもう一人いたらいいなーって。

林君の一人二役は良かった。

 

 

「Prelude プレリュード」

監督 土屋太鳳

キャスト 有村架純

 

家族と友人、再生のお話。

セリフがかなり多いのですが

短くも濃い時間で、見入っちゃいました。

2人の女優さんたちも妙にお嬢してなく

自然体で話すような役で良かったです。

ただ祖父の今と昔、ダンスで表現など

これじゃあ尺が足らないよと思っちゃった。

 

 

「いつまで」

監督 中川大志

キャスト 井之脇海

 

終電を逃した3人は駅員の勧める

深夜神社に行くことに。

それぞれの想いを語りながら、っていうお話。

見ていくうちにどんどんストーリーに

入っていったんですが

最初はかなり置いてきぼり。

おだやかなんだけど、なんか物足りない。

 

 

「虎の洞窟」

監督 野村萬斎

キャスト 窪田正孝

 

孤独な青年が不思議な声に誘われて

外に駆け出していくお話。

もうお囃子とかの時点で萬斎さんかなとわかる。

その世界をかじってないと

この設定思い浮かばないもの。

監督の持ち味を出してるとは思ったが

私にはまったく理解不能でした。

 

 

映画監督をするのなら

ある程度、万人にわかるような作り方が

必要なんだなと。

自分の頭の中でわかって満足しても

他人、その他大勢に理解してもらわないと

意味がない。

もちろん見る側と作り手の相性もありますが

万人受けする大作を作ってる監督って

やはりプロ中のプロなんだというのがわかりました。