監督 ロザリンド・ロス
キャスト
マーク・ウォールバーグ…スチュアート・ロング
メル・ギブソン…父
ジャッキー・ウィーバー…母
ほとんどが前情報なしで
レコードのジャケ買いみたく、
パッと見のパッケージで良さげ?という
フィーリングで選ぶので
これもまた一人の人間の再生ストーリーかね
という思いで見ることに。
(前置きがなげーよ)
そう、実話とは知らずに。
でもって、
この人がとてもすごい人だったことも知らずに。
タイトルのごとく
彼は闘い続けた人生を送った熱い男でした。
好きなこと、好きな人、信念において
パッションで行動する人でした。
なぜこんな彼に試練ばっかり与えるのかね。
前半、ボクシングやめて
フラフラと生活してるから
この映画の落としどころはどこなの?と思ってたら
後半は全然違って集中が途切れることなかった。
彼の人生だけで
映画が4~5本作れそうなんだわ。
スポーツ、ロマンス、ヒューマン、ドラマで。
場合によっちゃコメディチックなとこもあるし。
ウォールバーグあまり好みじゃないので
食指伸びなかったんですが
もう最後のほうの彼の変貌した姿を見たら
ああ、この映画に賭けてるじゃないのぉ!と。
ウォールバーグの熱意も伝わってきたような気も。
ただ、この役をウォールバーグで良かったのかな。
髪切って、ヒゲ剃った姿の彼は
前半の時よりマシになってたけど。
途中からスチューは司祭になるために
神学校に行くことになるんですが
なんせメルギブソンが出てたんで
もしかしてギブソンが監督か?と疑っちゃいました。
違ってたけど。
あ、でもメルギブソンの彼女みたいだから
近いっちゃ近い。
…そういうことか。
出演している俳優は別として考えて
実在したスチューの波乱で信念を持った熱い人生には
脱帽します。
きっと元の心根が素直な人だったんでしょうね。