リバー、流れないでよ

リバー、流れないでよ

 

 

監督 山口淳太

キャスト

藤谷理子…ミコト

永野宗典…番頭

鳥越裕貴…タク

 

 

ヨーロッパ企画

監督山口さん、脚本上田さんとくれば

イムループものだ!

ホントに、タイム〇〇ものの設定を

よくいろいろと思いつくなあと思うよ。

 

「ドロステ~」も最高に面白かった。

所属する人たちの顔ぶれも知ってる人多かったし。

 

こちらは旅館が舞台で

ある一定の時間が来ると

2分間だけ時が戻っちゃうという。

でもそれまで起きた出来事は

記憶に蓄積されていくから

どうすればこのループから抜け出せるか

みんなで話し合ったりしてる。

 

どうせ時間は戻っちゃうので

数回目に「一度死んでみるか」と

飛び降りて死ぬ作家もいたりする。

でも、また時間戻るんで大丈夫。

 

その時間に、そこに居た初期位置からスタートするので

一体何回テイク数カウントしたんだろう。

主役のミコトちゃんなんて

数十回階段上ったんだろうな。

いや、数百回かもしれない。

体力いただろうなあ。

 

で、これまたカメラも1ショットなわけよ。

いろんなパターンの2分間があるわけで。

役者もそうだし

スタッフの人たちも何百回こなしたこと考えると

褒めたたえるしかないぞ。

 

同じようなシーンから始まっても

毎回違ってくるから飽きないし、

パニック、シリアス、コメディ、恋愛、SFと

交えながら

最後には「そう来たか!」と唸る。

いろんなことが起こってるくせに

笑えたり、平和に見えたりするんだな。

 

楽しかったです。

 

 

 

リバー、流れないでよ