カラダ探し

 

 

監督 羽住英一郎

キャスト

橋本環奈…森崎明日香

真栄田郷敦…伊勢高広

山本舞香…柊留美

 

 

名作でない映画に戻りました。

いっとう最初は邦画ホラーです。

 

タイトルはそそられます。

ああ、見つけるんだろうなって、その通りな内容です。

 

一応ホラーなんでしょうが

徐々に青春色が強めになってくるので

そのうち眠気との戦いが始まります。

 

清水監督の「○○村」シリーズよりはマシだろう、と

自分に呪文のように言い聞かせ

どうにか最後まで見たのはいいのですが…

うーん色々とダサさが目立ってしまってます。

 

もっと怖く出来そうなものの

もっとタイムループしながらワクワクできそうなものの

半端すぎてもったいない感が残りました。

 

あ、たぶん怨霊の赤い人と人形が合体して

霊というより、異形な姿になってしまったのが

SFチックで引いてしまったのかもしれません。

じとっとした湿感ではなく、

戦いシーンは特撮を見てるかのようなスラッシャーでした。

 

悪いところがもっとあって、

カラダの一部を探して棺桶のくぼみにパーツをはめこむ、

というのも最初、腕一本分だけ詳しく描かれてて

そのうち適当になってきてしまったところ。

これもチマチマやってたら時間ばかり食うから

省いたのかもしれませんが。

 

タチ悪いのが最後の頭部のはめ込み。

さっさと明日香ははめ込めばいいものの

グダグダと赤い人にやられてる高広のことが心配らしく

なかなか棺桶に行かない…。

オマエが頭部を嵌めればすぐに終わるんだよ!

イラつきまくりましたわ。

 

ここで時間稼ぎするのなら

イムループのくだりをもっと綿密に見せろ

と思いましたもん。

 

この程度なんですよ、Jホラー。

でも今の私にはこれぐらいで充分です。

適度な娯楽でした。