プラダを着た悪魔

ヒロインのアンドレアと一緒で
ブランドには全く興味なく、
でもこの映画はプラダが主体なんだろうなあと敬遠してたんだけど
とんでもござるでした。

見ながら震えたわ。
サクセスストーリーだけでなく、2人の女性の生き方
特にランウェイ編集長ミランダの厳しさ、傲慢さ、野望さ、
それとスッピンのとき一瞬見せた離婚問題と娘たちを思う母心、
これを見事に演じた怪物女優メリル・ストリープ様がさすがです。
女性の持つ、感情で話す抑揚が一切なく
静かに話す中に凄みを感じさせる。
なんなんでしょう、あの大女優さんは。
誰にも真似できないですね。

私なら意地がないから2時間も経たずにあの出版社辞めちゃうでしょうが
ナイジェルとの会話で「努力じゃなく、愚痴を言ってるだけだ」シーン見て
ちょっと自分を恥じてもうた。
プラスのヒントをもらった映画でした。