誰も守ってくれない

もしかすると好きな映画なのかな。
3回目だわ。
あ、また観る羽目になっちゃった、やめよう、
と思っているのに
ダラダラと見てしまって結局最後まで。

はじめのほうの兄ちゃんがつかまって
警察や教育委員会の人たちがバタバタと
容疑者の家族の手続きをしてるとこなど
ものものしさがザワザワした気持ちで見れる。

ホントに実際にはこういうことやっちゃってるのかな
と思わざるを得ないような状況。
自分が当事者になったことないからなおさら心ザワつく。

でも、警察の中の一人の刑事の過去とか
そんなこと社会がニュースにするほど騒ぎ立てないだろ。
ましてや
容疑者の妹の行方までネットであんなに祭りになるか?

まあ、でも現実、いじめ問題の加害者生徒の親や
引っ越し先などネットでバレちゃったケースも
今となってはあるんだけどね。

たぶん前回もブログで書いたんだけど
ネットに張り付いてる奴らはネットだけで騒いでるだけで
実際この映画のように
現地まで行って隠しカメラなんてことしないだろう。
ましてや刑事に暴行はたらくなんて…ありえん展開がほえー
さすが!映画!

リアリティありそうだった話が
途端にリアリティなさすぎ、と寒くなる映画ってところが、好き(笑)