ティム・バートンのコープスブライド 感想

ジョニー・デップ…ヴィクター

声ヘレナ・ボナム=カーター…コープスブライド

エミリー・ワトソン…ヴィクトリア

・死が2人を分かつまで…

最近のティムバートンの実写って

昔から比べるとちょっとな~って思ってたこの頃。

それでも嫌いではないし。

この映画も

またまたジョニデとヘレナポナムかよ、

と舌打ちをしたくなるほど定番の2人。

引き気味に最初は見ていましたが

やっぱりバートン独特の世界観に引きずり込まれてしまいました。

2人の親の黒い心を色に表したかのようなモノクローム

生者の世界。

反対に極彩色で明るくポップで楽しそうな

死者がいる世界。

対比が見事で、こりゃ死ぬのも怖くなくなります。

あと何がいいって言ったら

ダニーエルフマンの音楽が

ここぞ!というとこでぴったりハマった曲が流れだすんで

素晴らしく最強になってました。

特にピアノ曲がたまらない!!!!

キャラクターも、特に死者の世界が良かった。

グロイ?

いや、決してグロまではいかない。

案外カワイイと思えるキャラが多いし。

が、生者の黒目が小さいキャラはあまり好きじゃないんだなあ。

元ペットだった骨犬ちゃんも毛や肉が

ついてそうな元気の良さ。

クモさんたちが集まってオンボロスーツを

糸で仕立ててくれる。

いろんな夢見れるファンタジーですよ。

泣き所3か所ありました。

ヴィクが骨犬ちゃんに気づいたとこ。

死者と生者が再会して抱き合うところ。

ゾンビでなく、骨なもんだから気づくのが少し遅い 笑

あとはラスト。

結婚の儀の誓いの言葉で。

「死が2人を分かつまで」

奥深すぎて、意味を理解して笑ってしまった後に

ものすごく悲しい気持ちになっちゃった。

ティム・バートンのコープスブライド (字幕版)