ディストラクション・ベイビーズ 感想

キャッチコピー

「欲望と狂気に染まれ

柳楽優弥 …泰良

菅田将暉…裕也

小松菜奈…那奈

・必見!!野獣 柳楽

パッケージのみ見たら

固めがつぶれた柳楽君が映ってるので

青春ケンカ映画かな、と思ったら大間違い。

彼は完全な獣でした。

獣人、いやモンスターだね、あれは。

しびれるぐらいのバイオレンスものです。

柳楽君のセリフはほぼナシ。

背中とケンカと不敵な笑みだけで演じ切ってた。

きっと死ぬまでああやってケンカしてんだろうなあ。

完全に壊れた人間だよ。

いや、獣だよ。

一方、そんな野獣に魅了された菅田君演じる裕也。

コイツはどうにもならないゲス野郎。

女であろうと片っ端から殴る蹴る。

マイルールなのか

野獣泰良は女には手を出してない。

ただし裕也が女を殴っても止めはしない。

実力ある若手の俳優さんたちも総動員で

引き出しをいっぱい広げてくれましたね。

キャスティングが良かったんでしょうね。

柳楽君の語らない存在感あるオーラはハンパない。

人気の菅田君をあのゲスに仕立ててくれたのも嬉しい。

ふと園監督だったら

どういう仕上がりになったんだろうと頭よぎりました。

もっと残酷でもっとグロテスクだろうな 笑

泰良の殴る理由が

「楽しければいい」っていう一般の人には理解しがたい

理由で話をしめてくれて良かったんだと思う。

死ぬまで怪物なんだよ、泰良は。

ただ近寄っちゃあならない。

一度彼に牙を向けようもんなら

相手が死ぬまで執拗に殴ってくるだろうから。

日本のバイオレンス、

久しぶりにゾクゾクもの見れました。

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