スプリット

キャッチコピー

「誘拐された女子高生3人VS誘拐した男23人格 恐怖は〈分裂(スプリット)〉する」

ジェームズ・マカヴォイ …デニス/パトリシア/ヘドウィグ/ケヴィン・ウェンデル・クランブ/バリー/オーウェル/ジェイド

アニヤ・テイラー=ジョイ…ケイシー

ベティ・バックリーフレッチャー先生

・今度は多重人格できたんだ、シャマランよ

あまり評価がよろしくない今作。

が、私はこの監督の作る映画は意外と感性があってるようで

あの大コケと言われた「レディ・イン・ザ・ウォーター」も好きなんだ。

もう最初っから引っ張るし、ゾクゾク感が止まらないし

この先どうなっていくんだろうという

心躍るような感覚を持ち続けたまんま見入ってましたよ。

この度、ジェームズ・マカヴォイという俳優さんの

名前と顔がようやく一致した。

顔知らんかったのさ。

なかなかお優しい顔立ちで

ケビンスペイシーとジュードロウを混ぜたような。

23人の(+1は後から出てくる)人格は

さすがに全員出てこなかったけど

それでも7~8人を分けて演じてたので

よくできました!と二重丸をあげたい。

演じる側にしたら

そりゃあ楽しいし、苦労すると思うので。

こんだけの人格いたらビリーミリガン思い出します。

シャマランはここからヒントを得たのかな。

ヒントというか、まんまだけどな笑

ただちょっと残念だったのは

ビーストが出現しちゃったってとこ。

彼を目覚めさせたのはいただけません。

っていうか、人格というより人間超えた超人を出されても

困ってしまう。

それと

せっかくマカヴォイがDIDの役やってるのに

監禁された少女のケイシーも実は叔父さんに…

ってごちゃっとした感が所々あったし。

ミステリアスな役どころのあのケイシーは

何が起きても結構、冷静沈着で

どうせごちゃ感があるのなら

彼女の幼少期から現在に至るまでの出来事を

もっと見せても良かったんじゃなかろうか。

もしくは彼女もビースト化しちゃうとか。

あ、あ、ブルース・ウィリスのデヴィッド・ダンが出てたけどさ

アンブレイカブル」見てない人にとったら

なーーーんにもわからないで終わったと思うんだ。

なんでここに、ブルースウィリスいるん?って感じ。

自己満な見せ方はやめてほしいとは思った。

あれ、いつの間にか文句が多くなっちゃった。

それでもやっぱりシャマラン映画は楽しいです。

しっかりいつものように

監督も出演してたしね。

余談ですが

ディカプリオがビリミリガンを映画でやるみたいなんで

絶対観ます!

スプリット (字幕版)