インセプション

キャッチコピー

お前の頭へ侵入する。

レオナルド・ディカプリオ…コブ

ジョセフ・ゴードン=レヴィット…アーサー

渡辺謙 …サイトー

・夢の階層に入り込むぶっ飛んだ映画

仕事の帰り、道すがらふとディカプリオの顔が頭に浮かんだ。

よし、レオ様の映画でも見ちゃおう!とこれを選んだ。

まず散々長時間見せといてラストにニヤリ。

おーい!こっちに委ねてすまうんですかー?

夢の中でまた寝て夢に入っちゃうんだ。

その夢からまたまた寝て夢に入ってく。

結局何階層?第4階層までいったんだっけ?

途中途中で階層シーンが変わるんで

いろいろ迷ったりしながら、頭フル回転させて見ることに。

計算があってるかわからないが

現実世界で5分のところ、夢の世界では1時間が経過してるらしい。

その奥の夢にはいったらもっと時間の経過が遅いらしい。

これはただごとじゃないくらい楽しそうな世界だ。

よく夢の中で「これって夢だよね」と思いながら

夢見てる自分っていたりする。

だから無理矢理起きようと思えば起きれたりする。

でもまたその奥の夢だと…ああ、夢の夢って気づかないだろうな。

夢だと知ってると

「えいやっ!」と念じれば空だって飛べちゃったりする。

でも夢の中だからスピードがなかなか出ない。

いくらバタバタしても低空飛行だったり。

夢ってわかってるのに、じれったくて焦る焦る。

映画の中では

夢を作れる「設計士」

変装ができる「偽造師」

夢を共有する薬を作れる「調合師」

なるメンバーも出てきた。

が…物語が難解で途中では気づかなかったんだけど

後から思った。

あれ?設計士いて、迷路の階層まで作ったのに

その設計どおりの展開じゃないなら意味ないじゃん、と。

結局は主人公コブの世界に

夢が乗っ取られちゃってるわけで

雪山の第3階層なんて何のひねりもない。

第4階層なぞ、まるっきりコブの世界。

しかも勝手にサイトーの世界も出てきてた。

第2階層か。無重力でのアクションシーンで。

井浦新似のジョセフ・ゴードン=レヴィットが大活躍してました。

彼はいっつも質のいい映画に出てる。

ジャンヌyasu似のキリアン・マーフィ

なぜ彼の思考の投影まで介入しちゃえるんでしょ?

吉田義男似のピート・ポスルスウェイト

いつものように社長役だってのに、ちょい役でした。

妻役のモルの存在がしつこくって。

彼女の登場で話がややこしくなってきてるんだよなー。

まあすべてはコブの深層心理が夢という形になってるから

しゃあないんですが。

もう一回観れば

わかりにくかったところを理解できますかね?

でも長すぎて見る気がおきない。

一番「おおっ!」と感動したのは

設計士が作り上げた街が直角に折り曲がって

また折り曲がって

天にも街があるってシーンです。

素直に驚いて、素直に感動した映像。

インセプション (字幕版)