監督 森淳一
キャスト
吉岡里帆…浜中なつめ
高杉真宙…国崎春馬
田口トモロヲ…木村刑事
中国版のを見たので、日本版のも見てみた。
比較していいのか悪いのか。
こっちのほうがじっとりくる。
陰鬱な感じがして湿っぽさが漂ってる。
で、グロさもある。
中国のはスケボーのお兄ちゃんが明るいのか、
刑事さんも明るいのか
日本の生真面目さが表に出てる。
好き嫌いは好みの問題かな。
そして犬が死ななかったとこは
日本の方が断然いい。
その代わり、人間は死んでいたがね。
少し脚色したストーリーには
なんら文句はないが、
犯人の狂気さがにじみ出てなかったとこがマイナス。
若すぎたのかなあ。
てっきり最初の方で私は読みを間違えてしまって
背格好から大倉さんの吉野刑事が犯人かと思ってしまった。
ああ、残念。
六根清浄がキーワード。
主人公と同じように検索してみたら
延々と続く「六根清浄」は出てこなかった（笑）
映画なんで、一般人も捜索に一緒に同行できる。
普通ならそうはいかない。
で、刑事さんたちもそんな簡単には殺されない。
木村刑事は不用心すぎ。
刑事なのに。
吉野刑事は一人で勇み足すぎ。
そんな簡単に頭蓋骨割れる刀ってどんなの？
けども、そういうのを差し引いても
日本映画としてはそこそこ楽しめた。
あまりこういうのってやらないでしょ。
人の心の醜悪さ（犯人）を前面に出す邦画が多い中、
視覚障害者を主人公にするんだもの。
あ、リメイクだからか。忘れてた。
これで最終で元の韓国版を見れば
より楽しめるってわけだ。
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