監督 ハン・ジェリム
キャスト
ソン・ガンホ…ク・イノ刑事
イ・ビョンホン…パク・ジェヒョク
イㇺ・シワン…リュ・ジンソク
誰?
威嚇発砲させる指示を出した日本の指揮官は?
ニッポンワルクナイネ。
日本のこと嫌いなのか、と思わせるようなシーンもあります。
アメリカもね。
戦争じゃないんだから。
話の流れ上、しかたないんで今回は目をつむりますが。
コロナ前にこの映画を作ったんでしょうか。
ウイルス、閉鎖的な場所でいうと
コロナ初期のクルーズ船のニュースを思い出してしまいました。
飛行機に乗ってる人たちもみんなマスク持ってなさそうだし。
が、それにしても予想以上にハラハラした。
飛行機内でバイオテロが発生の話です。
致死率40%のウイルスが蔓延し
逃げ場がない機内での大パニック。
さすが韓国映画のつくり方なのですが
冒頭の文章からゾクゾクを感じて。
照明、音楽、カメラアングルの効果もあり
面白味がグングン加速していきます。
車でバイクを追跡中の車内からの事故シーン。
犯人の家に入って灯りをつけた時のク刑事の顔シルエット。
機内の次なるパニックが始まる前の重低音。
怖いです、怖いです。
あとキャスティングも良かったです。
俳優一人一人、本来の持ち味をよく引き出してる。
誰も役不足ではなかった。
ひとつだけ減点言っちゃうと
燃料がないない、だから成田に着陸したい
と言っておきながら結局、韓国まで燃料持ったこと。
あ、もう一つ思い出した。
いくらウイルス発症まで短時間になってきてる、らしいのだが
ク刑事が被験者としてウイルスにかかり、
抗ウイルス剤を投与して効果が出るまでの時間早すぎ?
3時間弱でこんなに結果が早く出るんかい、と。
それでもやっぱり
これすらも目をつむりたくなるほど
思った以上に良いところがたくさんあったな。
見ごたえありました!