ヘイトフル・エイト

 

 

監督 クエンティン・タランティーノ

キャスト

サミュエル・L・ジャクソン…マーキス

カート・ラッセルジョン・ルース

ジェニファー・ジェイソン・リー…ドメルグ

 

 

おっしゃ!タランティーノだ。

今回こそ面白い映画かな。

出てくる人たちも豪華だしな。

しかし長時間っぽいから大丈夫かな。

 

そんな思いで見始めました。

ものの15分もしないうちに眠気が。

馬車の中で意味なさそうな長い長い会話劇。

いや、最初っからかなりの長回しのシーンだったはず。

 

ああ~もう見るの止めちゃおうかなア。

これが続くようじゃホントに寝落ちしてしまうわ…

の、ようやくミニーの服飾店に馬車が到着した。

 

つまらないのはここまで。

ここから一気に面白くなります!

最初の延々雪山で馬車のシーンだけ我慢すれば

目がギラギラしてきます。

 

密室推理劇です。

でも会話はポンポンと続きっぱなしです。

みんな、嘘つきなのですよ。

 

でもって、タランティーノ監督ですから

人が死に始めます。

真面目に撮影してるのかよくわかんないですが、

毒入りコーヒーを飲んだ2人の

「うぇーーーーーっ」って血の吐き方が

これでもか!というほど飛び散ります。

ギャグに近いような吐き方です。

 

銃で頭をバンッ!では

イカ割で見事どまんなか的中みたいな

吹っ飛び方します。

こういうの苦手な方は見ちゃいけません。

ぐじゃぐじゃです。

 

第1章から始まり、最終章(6章)までありますが

さっきも言ったように最初はつまらん。

4章目に入るまで長いんですが、そこから展開するんで

タラちゃん流の独特な流れが好きなら見る価値あり?かな。

タラを好きじゃないならブーイングするかもしれない。

 

実際はワイオミング州の雪山じゃなくて

別の地での撮影だったようですが

それでも冬の寒い地域でのロケみたいです。

 

誰にも共感できないですが

馬車の馬の目をジーっと見てたら

「いつまで走らなきゃいけないんだろう。

寒すぎだよ…足ガクガクだよ」

って馬の呟きが聞こえてきそうでした。

 

 

 

 

ヘイトフル・エイト(字幕版)