赤ずきん

 

 

監督 キャサリン・ハードウィック

キャスト

アマンダ・セイフライドヴァレリー

シャイロー・フェルナンデス…ピーター

ゲイリー・オールドマン…ソロモン神父

 

 

赤ずきん」だってのに、何を捻じ曲げてんだ?

童話のお話の中のある一部のセリフや、ストーリーは

ちょっとしか出てこない。

っていうか、無理矢理ねじこんだ感じなので

無理にその言葉は言わなくてもいいんじゃないかと。

 

赤ずきんをちょっとだけ匂わせるような流れで

実は人狼ミステリーが大きかったような。

人狼だって!

 

そう、普通の狼よりもでかくて黒くて

機敏で、賢い。

他の人には唸り声でしか聞こえないのに

赤ずきんには声として聞こえる、らしい。

なんかその人狼のフォルムがカッコよく映る。

 

女性監督だからなのか

映像美はどことなく美しい。

人々も森の奥地のあまり人もいない村なのに

身なりが皆さん、おキレイで。

主役のアマンダも映える!

 

赤ずきんがどうのというよりは

この村に人狼がいる。

さて、誰なんだろう?

人狼探しの方がメインで、しかも面白くって

正体がわかるまで楽しみが続きました。

何人か「この人が人狼か?」と絞れるのがナイス。

 

最初に死んだオオカミの頭より、

人狼によって死んでしまった人たちより、

ソロモン神父が手でグチャと食べてた食べ物や(肉?)

おばあちゃんの黒くてツブツブの塊がいっぱいのスープ

の方がグロくて

そっちの方がキショかったです。

 

最後はやっぱり

めでたし、めでたし。

 

 

赤ずきん (字幕版)