監督 イ・ハン
キャスト
チョン・ウソン…スノ
キム・ヒャンギ…ジウ
ヨム・ヘラン
見落としていた良い映画。
これって「パラサイト」と同年の作品なんだって?
話題性でパラサイトが表に立ちすぎて
裏に隠れちゃってたのね。
「監視者たち」では悪役を演じてたウソンは
やっぱり善人役の方が似合うんだな。
コッチの方がはまり役。
つーか、何度も言ってるが福山似。
自閉症の女の子がある殺人事件の証人として法廷に立つ。
いろいろ伏線があって、最後に女の子が大活躍。
自閉症の人も、人によって抜きんでてる才能が違うんでしょう。
周りにいないのでそこんとこは無知ですが、
ジウの優れているところが最大の証拠のポイントになったのね。
主役2人もよかったですが
スノのお父さんの手紙が、これまた良かった。
胸が熱くなりました。
この手紙を読んでから、スノ自身も心に変革が起きたし。
「~~~~
まだあどけない顔で いいことしたい と言われたとき
うれしすぎて おならが出た
職業を聞いて 喜んだからではなく
いい子に育ったと 思ったからだ
~~~~~中略~~~~~~
自分自身を 愛してほしい
それでこそ 他人も愛せる」
弁護士として被告を弁護する。
その顛末で…
実話ではないんで
果たしてこんなことが本当にあるのかわからない。
真実を知ってからも弁護するのだろうか?
現実の話なら弁護を辞めたくなるが。
ジウと接していくうちにってのもあり
お父さんの手紙で背中を押されて
自分の正義を貫く方が勝ったんだね。
ヨムヘランさん、全然私より年下なんだけど
全然私より年上の役ができます(笑)
最初のスノとの面談の時のおどおどした顔と
ジウの学校に現れた恐ろしい顔つきの二面性。
おーこわー!!
ラストは後味良かったです。
みーんな幸せになってほしい。