未成年 韓国映画

 

 

監督 キム・ユンソク

キャスト

キム・へジュン…ジュリ

パク・セジン…ユナ

 

なぜタイトルが未成年なのか

調べてないのでわかりませんが、

複雑な話だったなー。

 

親の不貞で少女たちが翻弄し、傷つき、

最後には大きく成長したのね、というおおまかな流れ。

未成年っていうタイトルだから少女二人がメイン。

 

ジュリの父親がその不倫男で

とんでもなく情けない、しょーもなー男。

この人が監督やったんだって。

 

こういっちゃあ、映画が成立しなくなっちゃうんですが

親が不倫し、子供が知ることによってどれだけ傷つくか。

まして妊娠もしてて。

娘等、思春期真っただ中なのに。

 

それでも少女たちは葛藤しながらでも

どうしていくのが一番いいかと

少女たちなりに模索しながら対処していってた。

 

問題なのは当の不倫してた大人たち。

彼らは未熟者としかいいようがない。

 

視点が少女たちなので

大人たちの心の動きは少ししか見えてきませんでしたが

それでも「親」としてあり得ない行動をとってる。

自分たちのしてきた行動に

なぜ真っ向からぶつかっていこうとしないのか。

 

この中で、私と人生が一番近かったユナの母親。

近いからなのか、一番腹が立った。

何に腹が立ったかというと

不倫して妊娠して、ってとこじゃなく

娘ユナに対してね。

 

母親とユナが口げんかするとこがあった。

母親が娘に言う。

「若くして、出産して、子育てして、自分の人生オマエのために…」

娘にとっちゃそんなこと知らんがな!って話だよ。

自分で選択した人生なのに

そんなの子供にぶつけてどーすんの?

あまりにも幼稚な頭の持ち主なんでバカかと。

体だけはいっちょ前に大人なんで

やることしてりゃ妊娠もするわな。

でも頭が幼児なんで、「避妊」という術は知らなさそうな。

 

ちょっと脱線してしまった。

いかん、熱が入りすぎた。

 

自分の親たちが不倫してたことによって

出会ったジュリとユナ。

それぞれが苦しんで、傷ついても

義弟が生まれたことによって互いの感情にも変化が。

 

ラストはあれでいいんだろうね。

大人たちよ、見習えって思う。

 

脇役女優ヨムヘランさんもちょこっと出てた。

日本の野間口さんみたく、

気になるちょこっと俳優さんになってきたぞ。

 

 

 

未成年(字幕版)