グッバイ、レーニン!

 

 

監督 ヴォルフガング・ベッカガ

キャスト

ダニエル・ブリュール…アレックス

カトリ―ン・ザース…母クリスティアーネ

チュルバン・ハマートヴァ…ララ

 

 

ヒトラー映画の流れで、こちらも鑑賞。

ドイツ映画。

レーニンってタイトルがつくので

てっきりソ連の政治映画かと。違ったのね。

 

他のレビュー見るとものすごく評価高い。

ドイツが東西統一されたとき、母は昏睡状態。

目覚めてビックリさせないように

何も変わっちゃいないんだよと息子が大奮闘する話。

 

なるべくわかりやすく

そして母と子の互いが気遣い、ヒューマンに。

そして多少コメディも入れて。

 

他の人達も書いていたように

見やすかったことは確かですが

なぜか私には響いてきませんでした。

 

ベルリンの壁崩壊の時はもう私も大人になってるし

知らないじゃ済まされない話題。

歴史に残る出来事だってのに

事情をよく知らず、無関心のまま今に至ってる。

知っているのに無関心って…よくないねえ私。

 

見ながらふと思った。

韓国と北朝鮮の南北統一っていずれあるんだろかと。

余計なことを考えてた。

分断された状況が違うっつーの!ねえ。

 

統一されたことで経済も変わる。

東側のお金を通貨交換しないと

そのうち金銭価値がなくなってしまうからだ。

アレックスの母がへそくりで隠してたお金が

運悪く交換期限が過ぎてただの紙切れになってしまった。

 

ここで疑問が湧いたんだけど

母が昏睡してる8か月の間に統一され、

その後目覚め、退院し、数か月が経ったわけでしょ。

たぶんに1年位しか経過してない。

そんな早くに交換しないとダメなの?って。

交換猶予の時期があまりにも短すぎてビックリした。

 

身内を誰も信用できなく、

ひそかにへそくりを貯めてたご高齢の人とか

わざわざ銀行に出向いて交換するの大変だったろうね。

 

レーニン像が気球で飛んでやってきたときのシーンは

面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

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