トロイ

 

 

監督 ウォルフガング・ペーターゼン

キャスト

ブラッド・ピット…アキレス

エリック・バナヘクトル

オーランド・ブルーム…パリス

 

 

最後にアキレスが弓矢で討たれた箇所が

急所の腱だったのでアキレス腱との言われ。

 

トロイに侵入するために作った木馬。

後にウイルスの呼び名に命名

 

みんながわかるようにオマケで映像にしたのかな。

あ、ついでにスパルタも。

軍事的な規律や教育が厳しかったんで後にスパルタ教育と命名

 

神話って思って見てはいけない。

戦い含めての大ロマンス劇場でした。

 

CGってわかっちゃいるけど

大海原に船がズラーッとしてるとこや

兵士たちの黒い群衆など

やっぱり気持ちが高揚してくる。

こういうスペクタクル映画のでっかさ加減が好きなんだわ。

 

両大群の多さもCGかな。

あれだけ何万と人が多いと

後ろの方の人達は号令とか掛け声とか

何が起こってるかわからないだろうな。

弓兵が放つ矢もそんなに遠くまで飛ばないだろうし。

サボってても平気そう。

 

特にだけどアキレスの闘いっぷり、

殺陣とか機敏さが決まりすぎてて良かったです。

フットワーク軽めの俊敏な動き、

一突きでとどめ刺しちゃうとこは震える。

 

パリスのへっぽこぶりには参りました!

元はアンタ、人妻を愛したことで戦争が始まり

自分の国にまで連れて帰ってきちゃうという。

後先考えず、思うがまんまの幼稚な行動。

 

トロイの王様やヘクトルもなぜだか寛容。

え?そんな簡単に受け入れちゃっていいの?

パリスとヘレンの駆け落ちまがいのために戦争始まるんだよ?

 

ヘレンが「国に戻るわ」とか言っても

「もうトロイの、パリスの后だ」とか言っちゃって。

節操もなけりゃ、なんでもアリな世の中みたいだな。

映画的には悪役になってたスパルタ王メネラオス

怒り狂うのも当然のような気がしないでもない。

 

なのにトロイ城が焼かれ始め、

さあ逃げなきゃって時にパリスがヘレンに言う。

「この世か次の世で一緒になれるなら…」

じゃあ最初から連れてこなければよかったのに。

 

へっぽこパリスのために

戦争が始まり、兄ヘクトルも戦って負けてもうたし

トロイ王も死んでもうたし

一番ダメダメなことをしてくれました。

 

トロイ王プリアモスがアキレスの敵地に

やってきた時の場面、

で、ヘクトルの遺体を引き取るまでの

アキレスとのやりとりにはじんわり感動。

権力とか敵とか取っ払って

血が通ってる人間ドラマがハッキリと描かれてた。

 

兵士らはともかくとして

ロマンス大前提で事が始まり、事が終わったかのような。

名前を残すために戦う戦士だったアキレスが

トロイの木馬で城内に入ってからは

プリセイスを愛しく思う気持ちで

駆けずり回ってたほうが強く感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トロイ (字幕版)