セブンガールズ

 

 

監督 デビッド・宮原

キャスト

堀川里奈…猫

原幸子…あさひ

藤井直子…コノ

 

 

また何の前情報もなく見てた。

最初っからセリフに違和感覚えて。

なんだ、エライ棒読みだなー。

そのうち、主張が強いセリフ回しだなー。

で、よく考えてみると舞台で話すような口調だなー。

そこでやっと気づいた。

舞台を映画化したドラマだっていうことを。

 

全員知らない役者さん達だし、

場所も終戦後のパンパンガールがいる場所のみ。

こういっちゃ失礼だとは思うが、

舞台として見る分には良い出来なのかもしれないが

映画として見てるから

やっぱり口調に違和感あるし、

ケンカシーンも包丁での刺し方が変だし、

足で蹴る行動も適当すぎてちゃんちゃら学芸会並みに見えちゃって。

婦人なんとか会の人達のサブいギャグも

映画だとサッパリ笑えなくって困った。

 

でも、この劇団の代表作なんだよね。

もしかしてかなり人気があった?

 

脚本はホントいいと思った。

パンパンなんていう言葉も久しぶりに聞いたし、

知らない人が大半であろう。

生活のために生きていくためにこの商売をしていた女性たち。

この映画ではキュートで波乱があってもコメディチックに

たくましい女性たちとして描かれてましたが、

本来なら墓場まで持ってきたい闇深い人に言えない仕事だよな。

 

女優さんたちは

少しお年をめされてた方が多かったような気がしますが

劇団の人達だと人数が限られるので致し方ないか。

 

「鬼滅~」でも今、遊郭編をやってるし、

吉原遊女、江戸時代からか、

はたまた戦後のこの売春パンパンガールズたちなど

性産業が廃れることはないのかね。

身売りとかもあったしね。

花魁クラスになると話はまた別だが、やっぱり悲しいね。

男女平等とか言ってる世の中だってのに

こういうのはなくならないし、性犯罪もなくならない。

 

メガネかけてた郁子さんが

メガネを取った時、意外とチャーミングな顔だったのが

印象的でした。

メガネの時は久本雅美ばりな、いで立ちでしたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

セブンガールズ