監督 チャン・ハンジュン
キャスト
カン・ハヌル…ジンソク
キム・ムヨル…兄ユソク
ナ・ヨンヒ…母親
あらすじ
一家は新しい家に引っ越しをしてきた。
一部屋だけ、前の住人の荷物があるため開けてはいけないらしい。
兄弟は当面、2人で部屋を使うことに。
ジンソクは受験に失敗し、精神疾患を患い薬を服用中の浪人生。
小さいころから勉強も運動も優秀な兄を尊敬していた。
その日の夜、兄が見知らぬ車に拉致されるのを目撃。
警察に伝えるも、その車のナンバーは照会しても該当がない。
不安に包まれながら毎日を過ごしていた矢先の19日後、
兄が戻ってきた。
何があったのか？
極度のストレスで一時的な解離性健忘になってて記憶がないらしい。
だが、ジンソクは気づいた。
兄のなにかがおかしい…。
記憶系サイコスリラーですかね。
謎とかスリリングさは上手いです。
ゆっくりゆっくりと謎が深まっていき、
その謎の解き明かし方も
ゆっくりゆっくりひとつずつ回収されていく。
流れが巧みでした。
どれだけ話を練ってんねん！って
予想をはるかに裏切ってくれた展開でした。
圧巻！
けっこうね、他見ても評価いいんです。
そうだよねー、わかるわかる！と人のレビュー見ながら
共感してたりもしたんですが、
難癖を敢えてつけてみればユソク。
たぶん設定上25歳で
あそこまで入念に調査して計画立てて
部下まで従えて、時には警察を買収までできたなんて
よほどの優秀さで裏金かせいでないと
できない話だよ。
執念でここまでのし上がってきたのかもしれないね。
最後までダークで救われなくって
彼等2人の人生ってなんだったんだよ、と
むなしい気持ちになっちゃった。
