監督 鈴木雅之
キャスト
生田斗真…三浦史朗
濱田岳…三浦吾朗
橋本環奈…秋山いづみ
ダメだ…生田斗真=裸
ときたら「湯道」より「土竜の唄」のイメージの方が強いw
そこは一旦置いといて、
ハダカで車のボンネットに乗っている斗真くんを
無理矢理頭の中から消し去りながら見ました。
「サ道」もそうだし「湯道」もそう。
お風呂系のお話は人情も絡むので
心身共にポカポカと温かみのあるストーリーです。
あ、「テルマエロマエ」もそうだね。
湯に浸かって体を温める。
ふだんシャワー派な私でも
このような映画を観た後は湯船でポチャンとしたくなる。
たぶんそれは日本人だから。
ザ・日本文化としみじみコメディの融合で
邦画の王道のようなバランスがいい映画でした。
大笑いこそしませんが
二之湯氏のゆるい英語交じりのダジャレは
普通に笑えたし。
DJ FLOWのつるピカハゲ丸君が画面ど真ん下に居座ってるときも
画角のセンスに笑えた。
それにやっぱり
「上を向いて歩こう」はいい♪
どんどん気持ちが幸せモードに入っていく。
まあ歌手2人のデュエットだけに、なおさらね。
出演者がとても大勢で
いろんな家族に割り振りされてるってのに
湯をとおして最後にゃ集結。
メインは銭湯をやってくか否かの兄弟の話ですが
そこのみだけに話を絞らないで
バランスよく配分されてるところも飽きないポイントでした。
夏木マリがウーバーイーツのマリさんとは大違い。
かなり夏木マリブランドを控えめに出しておられました。
岳ちゃん身体絞った?痩せた?
笹野さんはいつも人柄にじみ出る役。
柄本さんも安定の奇人。
期待値超えて楽しい映画でした。