呪詛

 

 

監督 ケヴィン・コー

キャスト

ツァイ・ガンユエン…リー・ルオナン

ガオ・インシュアン…シエ・チーミン

ホアン・シンティン…ドゥオドゥオ

 

 

あらすじ

ルオナンは視聴者に懇願する。

どうか、娘の命を救ってほしい。

一緒に呪文を唱えてほしい。

声に出さなくても頭で思うだけでもいい。

6年前に呪いをかけられた。

自分がおこなったことでもたらした結果だが、

娘の命までが危うくなってる。

どうにかこの子を守りたい。

救える方法はあるのか…。

 

 

なんだか話題になってますね。

ホラーだってのに。

私が見ているユーチューバーさんたちが

こぞって取り上げてた「呪詛」なんで

どれどれ?と見てみました。

 

貞子、カヤコのような幽霊系ではない。

血がドクドク出回るようなスプラッターでもない。

じっとりジワジワと迫ってくる、呪いの話です。

台湾のホラーではあるけれど、

日本人は気性に合ってるのかもしれない。

 

と言いつつも、

多角的な部分で見ていけば

今まで出尽くしたようなホラーの寄せ集め、

といってもおかしくはないのか。

 

モキュメント型式の撮り方や(コンジアム)

親子愛(仄暗い~)

ハンディカムの再生シーンを見ると…(リングはビデオか)

あとはカルトや憑依など。

極めつけは体に梵字を書く(耳なし芳一

それでも、なんやかや一人で夜見るには

じゅうぶん怖い話ですけどね。

なんてったって、お経の声が低すぎて怖いよ。

 

主人公ルオナンはいつなんどきでも

カメラを回し続けてるし。

いや、そんなときにまでカメラで撮る必要あるんかい!

とツッコミを入れたくなります。

例えば…娘のウサギ人形にカメラを取り付けたん。

するとルオナンの鼻から鼻血がタラ―。

急いで洗面所に向かうルオナン。

カメラを洗面所にくるりと向けて、鼻を洗浄。

何もそこまでカメラに写さなくても…と。

 

と、ホントどーでもいいとこまで

撮影し続けるルオナン。

かと思えば、まんまと騙される処でしたが

知らず知らずに

「このカメラは誰が撮ってんねん?」という箇所まであるし。

 

何が一番恐怖だったかと言えば、

苦手な虫がウヨウヨといっぱいいたとこでした。

マジ勘弁!虫だけは勘弁!

そこだけは手で画面を覆ってシーンが変わるのを待ちました。

 

呪詛を検索すると

「ミッドサマー」がうんちゃらと出てくるのですが

未だにミッドサマー見てないんですよ。

これはやっぱり見た方がイイかなー。

 

台湾映画、「哭悲」っていうのもヤバ映画らしいのですが

台湾ブーム来ちゃいますかね?

「怪怪怪怪物」もグロかったしね…。