サブウェイ123 激突

サブウェイ123 激突 (字幕版)

 

 

監督 トニー・スコット

キャスト

デンゼル・ワシントン…ウォルター・ガーバー

ジョン・トラボルタ…ライダー

ジョン・タトゥーロ…カモネッティ

 

 

あらすじ

ニューヨークの地下鉄「123号」をハイジャックしたライダー一味。

乗客を人質にとり、1時間で1000万ドルを要求。

運航指令室で無線を受けたガーバーのことを

ライダーが気に入り、交渉係として会話する。

原作は「サブウェイ・パニック」で、

74年にウォルター・マッソーが主役で映画化された。

これは3回目の映画化。

 

 

単にキャストが好きなんで観ました。

が、これ前に見てたわ。

「帰りに牛乳買ってきてー!」と奥さんとの電話が印象的で

こんなことがあったのに

マジ牛乳買って帰るんだ…とラストを強く記憶してた(笑)

 

そんなラストより、最初の地下鉄の駅→トラボルタの風貌で

「あ、前に見たわ」とすぐに気がついた。

でもなかなか会話劇がぶっ飛んでて、

ポンポンサクサクと巧い誘導会話をするデンゼル。

一介の地下鉄の職員が、こんなに話うまいわけないだろ!

とツッコミ入れたくなるのを我慢しながら面白く拝見。

 

ライダーもあんな風袋してるのにウォール街勤めだった?

勝手な偏見ですが、地下鉄をジャックするなんて

それなりに賢くないといけない犯人だってのに

やすやすと誘導会話でアイルランド人のお姉ちゃんと…

っていう個人がばれるようなこと喋るのはただのアホ。

 

アホがもう一人いました。

乗客の男子がチャットしてた恋人。

チャット中で画面そのまんま、というグッドな小道具です。

緊迫してるっちゅうのに「愛してるって言って」って、アホ。

 

私個人としては冒頭の地下鉄のホームから始まり、

乗客、人質たちの一瞬の顔など

画面が切り替わる速さや手振れっぽいとこなど

カメラワークが優秀で興味惹かれるわーと感じましたが

これがダメな人もいたようです。

ホント、一見パッとアップで映る顔の人もいるんですが、

それだけ、っていう。なんも進展しないで終わるし。

 

デンゼルとトラボルタ、あくまでも2人が主役なんで

この2人が妙に浮き上がっててもいたし方ありません。

他は目をつぶりましょう。

が、最後のトラボルタと向き合っての対峙が無理くりなんで

そこだけは俄然ドン引きします。

地下鉄の一介の職員が、いくら銃を手にしていても

犯人を追いかけることはないでしょう。

 

こんな大事件、大惨事になっても

その日の夕方、一人いそいそと牛乳袋を抱えて帰路につくデンゼル。

普通に地下鉄に乗り、周囲にマスコミもいない。

こんなおもろい映画、また見るかもしれません。

 

 

 

 

サブウェイ123 激突 (字幕版)