監督 中村義洋
キャスト
伊藤淳史…繁樹
高良健吾…五郎
濱田岳…雅史
ある界隈では来年の7月5日に
大災難がやってくると騒がれてます。
私もその漫画持ってます。
それにちなんで、この映画。
てっきり見たつもりでいたのに見てなかった!
見てこなかった自分に腹立たしいけど
見終わったあとには心地よさ、気持ちよさ、爽やかさ
が湧きたちました。
余韻と曲がいつまでも頭の中で浸ってる。
売れなかったパンクバンドの一曲が
人と人をつなぎながら、巡り巡って
最終的には世界を救う形になった。
大掛かりに時系列が交差してくるストーリー。
それでも難解にならず、きっちりすっきり見せてくれるし
何の意味も持たなさそうな出来事が
こんなに壮大な内容になるなんて。
あー、無駄なことってないのかもしれないなあ
って思います。
あ、無駄と言えば
石丸謙二郎=谷口のパートをなぜこんなに長くした?
なんですが、監督には必要だったのかもしれない。
数年先にこの石丸パートが重要になってくるのかもしれないw
話が時代ごとで、それなりに出演者も多いので
ピックアップしていくしかないんですが。
パンクバンド逆鱗の最後のレコーディング
「フィッシュストーリー」。
これまた最高で耳にこびりつきます。
特に五郎=高良君のボーカルを聴いてると
ブランキー浅井さんが歌ってるようでした。
メロディも似てるんだけど
YouTubeで斉藤さんと逆鱗の曲を比較して聴いたら
逆鱗のほうが自分には合ってた。
ピストルズが出てくる1年前のバンドっていう設定だけど
見かけは80年代だあねw
高良君は何の役もできちゃうなあ。貴重な俳優さん。
15年も前の映画なので少し痩せてた濱田岳ちゃん。
登場した一発目、岳ちゃんに見えなかった。
磯村勇斗くんに見えた。
不適切のムッチ先輩を演じた磯村君ね。
ってことは、岳ちゃんと磯村君は似てるんですね。
多部ちゃんの時代では
おおかた森山君の父は予想できたけど
ラストでこういう風にしめにかかるるとは思ってなかったので
予想外の驚きが。
このころの多部ちゃんも超絶かわいかったし。
今、この時に見ておいてよかったなーです。
1年後の今日、どんな思いで過ごすのでしょうか私。
隕石衝突の恐怖に怯え、ゴーストタウン化してる街並み。
映画と同じようになってるのでしょうか。
それとも石丸=谷口のように
開き直って過ごしているのでしょうか。
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