監督 イ・ジェヨン
キャスト
カン・ドンウォン…デス
ソン・ヘギョ…ミラ
チョ・ソンモク…アルム
カン・ドンウォンの映画がなんかないかなーと
漁ってたらこれを発見。
子供っぽい父親と
早老症の息子。
キャストで選んだ最初だけど
ドラマにすっかり魅入られました。
もちろん可愛い父母、そしてしっかりしたアルム役の子も
最高に演技上手でした。
泣かないけど
泣きそうなほど良作映画。
脇キャストの
隣のおじさんもグッドキャラ。
疎遠にしてたデスの父との再会も
帽子渡すとこにホロッとくる。
病気でツライ悲しいっていうことよりも
家族の絆の想いのほうが前に出てるので
見ていて気持ちが苦しくなることはありませんでした。
むしろ、
子供に精一杯愛情を注いでる両親と
周囲からの愛情をいっぱいもらい
健やかな心で育ってきたアルムが
幸せで素敵だわ、という思いのほうが強かった。
でも、あまりにもいい子過ぎて
なんだかこっちが辛くなる。
どうにもならない我儘を親にぶつけてもいいんだよ。
大人だって自分の死期を知ったら
尋常な精神じゃなくなるんだから、って。
早老症の特素メイク。
近くでまじまじと見たくなるぐらい
皺もしっかり刻まれた技術でした。
皮膚のカサカサ感もよく出てた。
と、最初はそんな好奇心でしたが
途中からアルムがとてもいとおしく感じ
容姿なんてどうでもよくなったぞ。
守るべき子供ができたとき、親って強くなれるもの。
理解してくれる親がいれば、子供は優しくなれるもの。
邦題がチャラってるのが残念だね。