ロスト・ボディ

ウーゴ・シルバ…アレックス

ベレン・ルエダ…マイカ

ホセ・コロナド…ハイメ警部

・役者誰だか知らんがどんでん映画でした

スペイン映画のようです。

だーれも出てくる俳優さん知りません。

だから贔屓目も何もなく観れました。

そこが良かったのかもしれない。

アレックスの妻のマイカは一見、小柳ルミ子風。

金持ち嫌味な役が合ってて、よい演技してくれました。

アレックスの不倫相手は若い女子大生カイラ。

ヴィクトリアベッカムに似てる。

サスペンスなのか?

あれ、ホラーにいっちゃうの?

と思ったらミステリーか?

なんかいろいろと要素が詰まってます。

出だしは刑事さんから始まりますが

なんか今一つな活躍。

こんな事件、どうやって刑事が絡んで謎解いていくんだよぉ。

と、刑事あんまり出番ないっていうか、意味なくね?

なんで刑事の回想シーンとか出る?

すべて伏線でした。

言ってしまえば

まさかまさかの大どんでん返しなわけで、

ああなってこうなって

だからこうしたんだよ、のトリックは見事でした。

細かすぎる演出で

そんなことしなくても別にいいんじゃん?なのもあったりしましたが。

映画だからこそ成立したどんでん返し。

現実でなら

こんな長い歳月かけて

しかも犯人がどういう行動起こすかわからないだろうに。

だからこそ!

そう、映画だからこそ成せた技ってもんです。

ちょっとした騙され気分をいい気持で味わいました。

でもその後に思い返すことが。

これは悪魔に魂売り渡すぐらいの勢いでやらないと

できないでしょうと。

最後は復讐劇のような種明かしでしたが

その後自殺するぐらいの気持ちで行動しないといけない。

子供にあんなことさせて

全てをなくす想いでやらないといけない。

それって

本当の幸せかな?

なあんて、よぎってしまいました。

まあでも隠れた良作でしょう。

ロスト・ボディ(字幕版)