フロッグ

フロッグ(字幕版)

 

 

監督 アダム・ランドール

キャスト

ヘレン・ハント…ジャッキー

ジョン・テニー…グレッグ

ジュダ・ルイス…コナー

 

 

なかなか斬新な作りの映画でした。

前半と後半の視点を変えて撮ってました。

 

前半はある一家でなぜか不可解なことが起こるの。

スプーンなどのカトラリーが全部なくなってたり、

刑事の父ちゃんがクローゼットから出られなくなったり。

母ちゃんの浮気相手が、「誰か」に撲殺されちゃったり。

 

後半はその「誰か」っていう犯人役の視点。

どうやって、この一家の家に忍び込んだのか、

なぜこの一家にいたずらのような悪さをするのか。

 

その前半では??な部分を

後半でパズルをあてはめるように解明できるので

なーんだ、そうだったのかということになります。

 

けれどやっぱり後半戦を見ても

納得しないところが出てきます。

この人はなんでこういう動きをしてるんだろう、とか。

そう、それだけで終わらなかったんすよ。

 

ラストのラストで思いっきりどんでん返しや

謎っぽいとこが回収されるので

やっと納得いくオチで話は片付きます。

よく考えたな、こういう脚本。

 

わかったうえで、2回目を鑑賞すると

より楽しめるのかもしれません。

 

前と容姿が変わったのか

それとも年積んでしまったのか

ヘレンハントが母ちゃん役をやってるのに

気づかず見続けてしまってました。

にしても、鼻から下の肉が少ないよなー。

ちょっとコナーの母ちゃんにしては老けすぎてやしないか?

なんて思いながらマジマジ見てたらヘレンハント。

驚きでした。

 

フロッグというくらいだから

カエルの被り物のことを指してるの?

と思いきや、違ってましたね。

フロッギングだって。

知らんがや。

日本じゃ、超金持ちの屋敷系に住んでる人少ないしね。

 

アメリカの広いおうちだから

できたということ。

 

BGMもざわざわとするような落ち着かない感じで

センスが光る作品でした。

 

 

 

フロッグ(字幕版)