14の夜

キャッチコピー

呆れる程に、馬鹿だった。

犬飼直紀…大山タカシ

濱田マリ…タカシの母

門脇麦…タカシの姉

・夜の12時にレンタルビデオ屋でサイン会開催

こんな噂を流した奴は誰だ?

AV女優がくるんだってよ。

オッパイ吸わせてもらえるんだってよ。

性のことでアタマいっぱいの男子中学生に

そんなウワサ流しちゃったら

行くっきゃないでしょう。

はあ。

監督が思春期だった頃の回想録でしょうかね。

舞台が1987年だし。

なんか私、見てはいけない層だったのかもしれない。

ってか、こんなの観てもどうしたらいいもんだか。

タカシはじめ、友達たちはオーディションで選ばれた子たち。

なぜかやっぱり、パッとしてないんだよね。

あか抜けてない。

それがまた普通すぎて良いのか?

一人、ミツルっていう少年。

なんでしょうか。

もしかして彼はモーホーなんでしょうか。

男子が男子に興味ある行動ってああいう行動をとるんだ?

なんちゅうか…見たことない刺激でした。

光石研のダメダメな父親っぷりが

見ててイライラMAX。

姉もタカシも父の行動にいら立ってるけど

私までもが苛々してた。

もう自分が大人であり、親であるため

どうしてもそっち目線で見てしまうのね。

腹立つ~!

肝据えてくれよ!!

メグミ役を演じてたアイドルの女の子が

えらく可愛かったです。

SUPER☆GiRLSの子なんだ。。。。知らなんだ。

美少女ヤンキーが似合ってました。

ちょっと私の方が時代的に古くって。

うちの子供はもう少し新しくって。

1987年の中学生っていうのが

どういう感じだかつかめきれなかったんですが。

でも

タカシは「今の中学生」の表情に近い。

なぜかって?

私の時代は表情豊かな学生が多かったような気が。

竹内はのぞいて、

タカシや他の友達は表情がかたいというか

無表情に近いんだわ。

それは今の子たちに通じるところあり。

ヤンキーやゾッキーはどこか懐かしさ感じる。

ああいうの、いたよいたいた、って笑っちまいました。

青春。

ああ青春。

14の夜