グリーン・インフェルノ

ロレンツァ・イッツォジャスティ

アリエル・レヴィ…アレハンドロ

ダリル・サバラ…ラース

・ゾンビよりスプラッタより怖かった

まったく!

内容知らずに見始めるとこういうことになってしまう。

てっきり私は国家と反対運動集団と先住民の戦いの話かと思ってた。

まさか「食人族」なホラーだったとは夢にも思わなかった!

あとで見たら監督って「ホステル」の人。

どおりで生々しいグロさ。

ああ、もう空想の作られたストーリーじゃないから気持ち悪かったし。

ゾンビとかはいるはずのない死んだ人間。

でも人食う部族って昔いたわけでしょ。

今はないかもしれないけど、現実っぽいじゃない。

人間が魚や豚牛なんかをさばいて肉にするのと同じに

この部族は自分の部族以外の人間は

食べ物扱いなんだ。

要は捕まった彼らは家畜として柵に入れられ

そのうち切って焼かれて(いぶして)食われる存在。

でもゾンビに通じるところもあった。

死体の中に葉っぱ詰めて、食べた食人族。

当然ハイになっちまって

ラースをそのまんま殺しもせずかぶりつき始める。

わらわらと他の奴らもやってきてラース食われる。

このあたり、ゾンビっぽいわ。

やっぱり一人主役は助かったけど

なぜ部族が助けてくれた。

他の人は墜落で全員死んだ、と嘘の報告をしたんだろう。

あのチビッコ部族が助けてくれたから?

また何年か先に他の人たちがあの地に行って

食われてしまったらどうするんだろう。

自分さえ助かったからそれでいいと?

ああ、リーダーのアレハンドロもクソサイテー男でしたが

奴も見捨てたよね。

見捨てることについては多少の気持ちわかるけど

んー、でも人としてどうなんだろう。

案の定、良心の呵責にかられてたみたいだし。

言い方変えると

ある意味、人を食べちゃうのってスプラッタなのかな。

でも笑えないな。

笑えないホラーは怖いな。

自分が死に迫る思いで、仕方なく人間を食べる映画あったよね。

あれとも違うし。

ヤハ族。

全身が真っ赤。

顔が黄色く体が黒いオジサン。あの人も怖い。

監督、趣味悪いな。

グリーン・インフェルノ(字幕版)