監督 黒沢清
キャスト
長澤まさみ…加瀬鳴海
松田龍平…加瀬真治
長谷川博己…桜井
長澤まさみがいい役してるなーと思いながらの
全体的には宙ぶらりんな感激しない出来。
出だしは引っ張ってくれた。
なんだなんだ？のいきなりの殺人事件から
なになに、宇宙人だって？
という前半のミステリーっぽいくだりはいいけど
女子高生が死んじゃうあたりからなんとなーく下降気味。
後で知った話ですが
舞台劇の映画化だってさ。
どおりでなのか、敢えてなのか
散歩してる宇宙人は龍平ちゃんしかいないんですよ。
残る二人は散歩ってない。
実体がない宇宙人らしいので
寄生獣のような人の体を乗っ取って生きてる奴らみたい。
だからトータルすると「寄生獣」系宇宙人。
その人間が瀕死ならば、別の誰かの体に住み着けば
また生きていけるらしいんで。
たまたま見た映画だけど
今ニュースで騒がれてる新型肺炎に似通う病院ごった返しシーンや
ゴシップ東出君も出てるんで
グッドタイミングなんだかどうか…。
愛を語る牧師役に東出君って説得力ないなー（笑）
決して抜群の演技力が高いとは言えない龍平ちゃんも
なぜか今回はひょうひょうとした
「宇宙人に体を乗っ取られた真治役」がピッタリでした。
（好きだから個人的には評価は高い）
概念がどうだのと
小難しいんですが
例え宇宙人が地球人の概念を奪ったとしても
話言葉まで同じくしなくてもいいと思うんですがね。
女子高生がよく使う言葉をそのまま話す宇宙人って
なんだか違和感あったんだわ。
それなりに学習能力あると思うのに。
敬語とJK語混じった言葉でも良かったんでない？
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