BANDAGE バンデイジ

 

 

監督 小林武史

キャスト

赤西仁…ナツ

北乃きい…アサコ

伊東歩…ユカリ

 

 

ヤンチャなおにいちゃんたちがバンドを組み、

どう成長していくかのサクセスストーリーかと思いきや…

小林武史は監督をやっちゃあいけないよ。

彼は音楽プロデューサーに徹しといたほうがいい。

それか脚本も兼ねた岩井俊二

まかせちゃえばよかったのに。

 

久々のコケ映画でした。

予想が大幅に狂い、

ちゃんちゃら薄い、軽いお話でした。

バンドがどーのというより、

マネジメントの仕事とは?という

音楽業界、商業ビジネスを中心に描けばよかったのでは?

なんでこの映画を作ろうと思ったのか不思議。

 

LANDSというバンドの中で唯一金子ノブアキくんだけが

ほんまもんに見えたんだけど。

他の人って音楽してるの?

赤西君が音楽活動してるのは知ってるがあんなもん?

 

いつも怒ってるアルミとヅラのユキヤは

音楽に対して熱が伝わってくるし、

まっとうな意見を言っている。

確かに一つの曲に対して

メロディと歌詞が重なれば

そう簡単に切ったり貼ったり短くしたりできない。

作詞家なら完全別物の歌詞に変えられるけどね。

 

なんでユキヤをあきらかなヅラにしたんだろう。

高良君笑って被ったのかな。

おかしいよ、あのヅラ。

 

バンドを売るために、1位を取るために

路線変更だー!とスカにしてみた。

「元気」という曲で。

スカ自体はいいんだけどさ、元気なく歌う「元気」。

ジュンスカあたりの曲を想像したのに崩れ去ったイメージ。

 

路線変えてもいいんでしょうが、

バンドのカラーっていうのかね、ボーカルの声質も含めて

それがそもそもこのLANDSにはない。

土台がないから個性がでてこない。

杏ちゃんが歌ってたハッピーズの方は

曲自体には興味ないけど、杏ちゃんのカラーが出てた。

この違いはなんなんだろね。

 

きいちゃんのファッションがどれも可愛いのばかりで

これは良かったな。

あとチケットとるときは公衆電話がいいというとこ。

はい、その通りでした。

 

私の好みじゃない曲が多かったからかなあ。

でもなあ、グルーブ感が伝わってこなかった。

ヅラ高良君のユキヤがなぜ人気なのかわからない。

ヅラが気になってしかたなかった。

 

ヅラ…

 

 

 

 

BANDAGE バンデイジ