監督 クリストファー・ノーラン
キャスト
ジョン・デヴィッド・ワシントン…
ロバート・パティンソン…ニール
エリザベス・デヴィッキ…キャット
おひげ真っ黒クロスケな主人公。
彼、デンゼルワシントンの息子。
この映画とタイトルが似てる「ベケット」でも主人公。
そっちの方がおひげ具合は丁度良い。
いずれベケットも見ます。
ニール役のパティンソン。
ハリポタに出てたっけ。
成長したねー。
ノーラン監督。
こういうの得意?不得意?
バットマンシリーズとこの作品は大違い。
どっちが好きと言えばもちろんバットマンのほう。
見た人のたぶん80%と同意見かもしれません。
全くわかんなかったー。
映画の中の台詞と一緒で「感性で見る」しかないのかも。
最初っから最後まで難解すぎて、ね。
話題になった巻き戻しのような撮り方。
ここはいいんです。
時間の逆行でそうしているんだ、というのはわかる。
話題にしただけ映像としては楽しいし、
人や人工物でない自然の動きが逆再生されてるのは見てて面白い。
赤いのが時間そのままで、青いのが時間逆というのもわかる。
ただ、それが同時におこなわれてて
順行と逆行の人たちが入り乱れてるから画がうざい。
ストーリーとしては始まっていった物語が
途中後半から戻っていくととらえていいんだよね?
五感の中でも特に視覚と聴覚を使う「映画」なので
{今、何が起こってて、そこからどうしたいのか}
という事柄をほとんどセリフでまかなってしまっている。
かつ、時間逆再生というややこしいのも入ってるため
頭で整理する時間に労力がかかってしまう。
あえて監督は2回鑑賞させたいがために作ったのか。
だとしたら失敗でしょう。
だって、「おっ?」と興味をそそられるような見逃しがないもの。
ぐちゃぐちゃと長ったらしいセリフを皆に言わせて
見ているこっちを混乱させて
2時間半という長時間で最後まで理解させないで
2度目はないわ。
制作陣だけは綿密に話の流れを知ってるだけの
オナニー映画になってませんかね?
6~7年かけて練り上げた作品だからこそ
見る側にはわかりやすくしてもらわないと納得せえへん。
2人組のとこはすでに読めてしまった。
でもカーチェイスでのからくり解き明かしは良かった。
一部の人には絶賛されたろうけど
ああ時間まき戻しの映画ね、程度の記憶しか残らない作品って
どうなの?と思う。