監督 イ・ゲビョク
キャスト
ユ・ヘジン…チェ・ヒュンウク
イ・ジュン…ユン・ジェソン
チョ・ユニ…リナ
冒頭から仏頂面の男が人殺しシーン。
あ?この人見たことあるぞ。
銭湯での風呂場で石鹸すってんころりんシーン。
あれ?これも見たことあるかも。
「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク版のようです。
どおりで。
でも、内田監督の「鍵泥棒~」よりも
コッチの方が断然面白かったかもしれない。
期待して見なかっただけに。
終始笑えました。
ユ・ヘジンがもろ悪人顔なのに
包丁さばきの素晴らしいこと!
役者でのセリフの不器用さ。
仏頂面から顔がだんだん優しい顔にほぐれていく様子。
そうそう、見たことあるこの人…から
ピッタリだよなー殺し屋に。
そこから変わっていくサマを見て
だんだんにユ・ヘジンがいい男に見えてくるという
奇想な気持ちになってきます。
記憶喪失で入れ替わったもう一人の人のシーンも
もちろん話としては入れなくちゃいけないんですが
ずっとずっとユ・ヘジンのシーンを見ていたかった。
途中まで「鍵泥棒~」と気づかず、
日本で誰かキャスティングできるとすれば
勝手に一人妄想してたんですが香川がすでにやってた(笑)
もちろんアレンジはしてるんですが
さすが韓国映画。
笑いに締まりがあるし、
アクションやロマンスを練りこんでもさじ加減が絶妙です。
原作超えちゃったかもしれない。
気分が上がる映画でした。