監督 水島努
原作は綾辻行人さん。
たぶん小説は読んでないと思う。
最近、読書してないや。
本読みたい。
TVアニメから。
全12話。
１回観ただけじゃわからん。
ミステリーとホラーが混ざった学園ものです。
3話目か4話目で初めて死人が出ます。
そこからもう次々と死人が出ます。
そういう作品なので、それはよいんですが
最初の方でパッと映る球体人形。
なんかモヤります。
秒数の間が悪いのか、関連してるのか、
ジリジリした嫌な気持ちになってきます。
これも徐々に、なんでこれが映るのかもわかっていきます。
が、そのうちミサキメイの正体を知ってからは
人形もでてこなくなり、
連続不快ジレンマも徐々になくなってきました。
小説読んでないので
主人公の心情がすべてアニメでしか読み取れないんですが
人が死んでってるのに
なんだか淡々と行動してるのが気に障ります。
同級生の死ぬ現場を見てるのに
自分と電話で話してる相手が事故で死んだっていうのに
オマエ…悲しむことはないのか？
いない者として扱われてるミサキメイは
最早いじめられっ子のような透明人間になっていてて、
クラス会議でコウイチも一時だけ、いない者扱い。
痛々しい光景です。
雰囲気だけは立派で
メイも必要以上に肝心なことをしゃべらないし、
意味深に話してくるし、
コウイチも感情をぶちまけない奴なんで
イライラとジリジリが容赦なく私につきまとってきます。
結局、犯人というか「死者」は見つかり
コウイチが自らの手で殺害してのラストでした。
が、この死者なる人って、全然気づきませんでした。
なんだ？人相？髪型？髪色？違くない？
謎が多く、嫌な気持ちになるのも多かった前半に比べ、
後半からラストにかけては
謎が解けた解放感どころか、興味すらなくなってきました。
もしかして…アニメにしてはいけないストーリーだったのかも。
小説なら楽しめたのかも。
いや待てよ。
私がちゃんとこのトリックを把握できてなかったからかもしれない。
最初から最後まで
スッキリできない不快な感情がモヤモヤと渦巻いて、
どうにもならないアニメでした。
小説で続編とかもあるようですが、
もういいや。
お腹いっぱい。
