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監督 大友啓史

キャスト

二宮和也…神楽/リュウ

豊川悦司…浅間刑事

杏…白鳥

 

 

あらすじ

連続児童殺害事件が続いてる中、

犯人の特定ができず、捜査が難航していた警察。

ある日殺人課の浅間は上司からある会議があると呼ばれる。

行ってみると、DNAで捜査ができるシステムが発表された。

それは証拠となる犯人のわずかなDNAで

血液型、年齢はおろか対象者の特徴や顔のモンタージュまで

作成できるというすぐれもの。

ある一人の子供の遺体に付着していた犯人とおぼしき髪の毛。

これをシステムにかけ、犯人を割り出し逮捕されることとなった。

その3か月後、システム開発者の一員であるプログラマー2名が殺害。

開発者の神楽のパートナーであった2人なのだが、

果たして誰が犯人でその真相は…。

 

 

原作が東野圭吾さんなんだね。

物語の序盤、見始めは「おっ?」と思わせるような

いい匂わせ方。

唐突にいきなりここから始まるのは好き。

で、トヨエツも好き。

 

でも途中でまぶたが閉じました。

ちょっとだれ気味になって、終盤に行くほど

どんどんつまらなくなってくる。

特に杏ちゃん演じる白鳥がいなくなってきてから

消去法していくと、コイツが犯人だなと読めてくる。

 

バイクで逃げる神楽と、それを追う警察。

峠道みたいなとこを走ってて、延々走ってて…。

カーアクションしたいのかしたくないのか見せ場もない。

そりゃ一本道だもの。

カメラアングルもたいしたことない。

工事中のトンネルにバイクが逃げ込み、炎上するも

どういうわけか生き延びている神楽。

避難経路があったんですかね、どこかに。

 

可哀想なのがニノ。

トヨエツや杏ちゃんと混じって、背丈が足りず。

せめて同じくらいのタッパの役者さんと共演すれば

まだ見栄えは良かったようなものの

どう見てもちびっこに見える。

演技はうまいのにもったいないっしょ。

 

中盤で神楽が何者かっていうんがわかるんですが、

まあ小説の通りに話を進めていかなければいけないので

しかたないっちゃあ、しかたない。

だけどそんな設定ってあまりにも陳腐すぎやしませんか?

 

見どころは最初だけです。

神楽の逃亡劇から一気に興味が失われます。

あと、時間が長すぎました。

 

 

 

 

 

 

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