エクスティンクション 地球奪還

 

 

監督 ベン・ヤング

キャスト

マイケル・ペーニャ…ピーター

リジ―・キャプラン…アリス

マイク・コルター…ピーターの上司

 

 

あらすじ

ピーターはいつも同じ悪夢を見る。

空に光が走り、その光が人々を攻撃してくる。

妻や上司からも病院を勧められ、向かってみたが

待合室でピーターと同じ悪夢を語る男と会う。

やがてその夢は現実のものと化していく…。

 

 

これはペーニャさんが好きなので見た。

ひとつ前のモモアさんも好きで、モモアは頼れる男。

ペーニャは頼りなさそうな男の役がホント似合う。

ポロシャツが似合う。

清掃員かと思ったら電気技師だった。

彼は本来なら脇役で光るが、今回は主役♡

 

もうタイトルでネタバレになってしまっています。

でも内容を知らずに見てるので

わかってからは「あ、そういうことね」です。

まあ侵略系です。

 

モモアさんの時と同様に、こっちも娘がいます。

娘や妻のために男は頑張るのです。

その娘、次女のルーシーですが、

この年代の子供の行動がどうだってのは知ってます。

だから余計にイライラします。

 

人形取りに戻るのかよ…。

早く来い、と言ってるのに立ち止まるなよ…。

泣いて駄々こねるなよ…。

なにかと思うようには動いてくれないルーシーの行動。

しかたないですね。

 

頼りない男の役が似合うペーニャさんなんで

いくら今回頑張ってはいても

どうしても根底にある頼りなさが出てきてしまう。

頑張っても地味に見えてしまう悲しいペーニャ。

 

それはラストの電車を追うシーンでもわかる。

「待ってくれー」と電車を追いかけるのだが、

必死に追いかけてる走りっぷりではない。

なんか見てて切なくなる…。

 

やっぱペーニャさんは体を張るようなSFものではなく、

普通に過ごす普通の役の人の方があってる気がする。

だけどもそんな地味なペーニャさんが好きなのです。