鳩の撃退法

鳩の撃退法

 

 

監督 タカハタ秀太

キャスト

藤原竜也…津田

土屋太鳳…鳥飼

風間俊介…秀吉

 

 

あらすじ

有名作家だった元小説家の津田。

今はデリヘルの送迎ドライバーとして働いてる。

古本屋の房州書店で「ピーターパンとウェンディ」を買い、

深夜の喫茶店で本を読んでいた。

すると視界にある一人の男が目に留まった。

近づいて話しかける津田。

元小説家だけあって、観察眼は鋭い。

男がなぜ深夜、こうしてここにいるのか?

職業は?妻子は?言い当てていく。

男は津田の古本「ピーターパン~」を次に会ったときに

借りる約束をした。

だが、彼は喫茶店に二度と姿を現すことはなかった…。

 

 

まず、タイトルが面白いし興味が湧くわ。

あとは出てる俳優さんたちが鼻膨らむほど好きな人たちが多い。

おおっ!この人も出てるのか!って。

 

話としては前半は超ミステリー。

展開がどうなるかと、ものすごく期待値上がる。

 

一応、これは途中からわかるんだけども

本当に実在する人物や建物などを題材として

津田が書いているストーリー、らしい。

脚色なしに。

途中から、どっちが事実か小説かわからなくなってくる。

でもそんなの関係ねぇ。

ってぐらい話に引き込まれるのよ。

出てくる人たちが、いろんなとこで複雑に絡み合ってる。

 

なので、後半はミステリーを通り越して

どれが虚構なの?

話を膨らませすぎじゃね?いや待てよ…

と一人で勝手に紐解いたり、私だったらこうするとか

ボーッと見てられなくなる。

 

途中、ボーッとして見逃したかもしれないシーンあり。

書店のオヤジから受け取った大金。

あれ、偽札と疑い燃やしたよね?

ストーリーが進んでいくと、まだ大金偽札がそのまんまある?

どこかで見落としたのか?

津田の想像だったのか?

 

まあ、巻き戻して見直すまでもないから、いっか!

とそのままにしちゃいました。

そう、展開としては面白いんですが

いまいちガツンと来る衝撃が少ないのよねー。

原作はどうなんでしょうね。

伏線や筋道をキッチリ回収したい人は

まあいっか、と言わず見返すかもしれない。

 

偽札もそうだけど

床屋まえだのパチンコ好きの義理の姉と

2つ下の加奈子先輩って…同一人物?

えっと、両方坂井真紀だよね?

こっちも気になったが、やっぱり頭でスルー処理してしまいました。

 

2回目を見ることがあったら

スッキリ出来るかもしれない。

ボーッと見てはいけない映画でした。

 

 

 

 

 

 

鳩の撃退法