ピーターラビット

ピーターラビット™ (吹替版)

 

 

監督 ウィル・グラッグ

キャスト

ジェームズ・コーデン…ピーターラビット(声)

ドーナル・グリーソン…マグレガー

ローズ・バーン…ビア

 

 

あらすじ

ピーターラビットたちは近所に住む

老人マグレガーの畑から野菜を失敬して

食べ物を食べていた。

畑が荒らされるので老人マグレガーは

いつもウサギたちと追いかけっこ。

実はピーターの父親はマグレガーの罠につかまり

ミートパイにされてしまっていた。

同じ近所に住むビアという画家もいて、

彼女はいつもピーター達を助けてくれる味方だった。

ある日のこと、ピーターを追いかけてる最中の老人マグレガー。

心臓発作を起こして死んでしまう。

「これでここの家は僕らのモノだ!」

嬉しがるピーターと他の動物たちだが、

老人マグレガーの甥が相続のためにこの家を訪れてくる。

 

 

ピーターラビットの絵本は知ってた。

画のタッチもこんなもんだろうというのも知ってた。

内容は知らなかった。

まさか、ピーターラビットがこんな小憎らしいウサギだとは

夢にも思わなかった。

ほのぼのしたメルヘンチックな話かと思ったのに。

ジャブを食らわされた気分で見始めた。

 

元の絵本はこういう内容じゃないと思うが、

かなりのブラックコメディでした。

なので子供と一緒に見ていい映画なのかどうか。

ブラックというのを理解してからは

小賢しそうな顔したピーターににやけてもうた。

ビアの部屋での甥マグレガーとの対戦での裏の顔が

ホントに悪そうなウサギ顔で笑ってしまう。

慣れるのにそんな時間がかからなかった。

 

やってることに度が過ぎる。

ビアには天使の顔を見せるのに

マグレガーに対しては悪魔のような顔になる。

ピーターラビット」という肩書でなかったら

好きになったかもしれない。

CGの使い方も上手だし、ドタバタ楽しいし。

 

たぶん名が知れてる名作でしょ?

だから色々度が過ぎると問題視されるのよ。

老人マグレガーが死んだときのウサギの軽い発言とか。

ブラックベリーアレルギーを知っててショック攻撃するとか。

 

老人&甥マグレガーがすっごい悪人で

そいつらを撃退するってなら小気味いいものの

何もそこまで、な人にする行為は

ちとやりすぎな面もありましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピーターラビット™ (吹替版)