監督 エドガー・ライト
キャスト
トーマシン・マッケンジー…エロイーズ
アニヤ・テイラー=ジョイ…サンディ
マット・スミス…ジャック
これは良作。
なにがいいって、60年代のファッションと音楽、
それと伏線の張り方。
スタイリッシュな映像の見せ所も素晴らしい。
ジャックと踊るダンスホールで
サンディとエロイーズがくるくると入れ替わる手法が
たまんなく面白いし、見入ってしまう!
あ、忘れてました。キャスティング最高です!
主役2人の女の子がハマってイカシテマス。
妖艶なサンディ役にアニヤ。(おさかな顔)
純朴娘から一変のマッケンジー。
ってか、冒頭の新聞紙で作ったドレスで
ヘップバーンの真似して踊ってる姿から
目が離せなくなりました。
で、ロンドンっていうことで
金髪&メイクして垢抜けた姿に驚き。
今さらだけど女性ってこんなに変わるものなのね。
幽霊役の紳士集団も
のっぺらぼう的な映像で不気味さもしっかり出てた。
映画のサブ効果として
音楽というのに重きを置いて見ちゃってる私なのですが
鑑賞した次の日はずーーーっと
「恋のダウンタウン」を口ずさんでました。
やっぱいいわー。
エドガーライトの作品は。
70年代じゃなく、60年代に設定したのがいい。
センスがここぞとばかりに溢れてた。
ソーホーっていう地名を知らず
在宅でどーするの?とバカな思考で見始めて
ああ、恥ずかしい。
唯一欠点を言うならば
この上に添付したBlu-rayのジャケットがB級っぽいというとこだけ。
たぶんレンタル店に置いてあったら借りないかもしれないダサさ。
でも中身は最良です。