左様なら今晩は

左様なら今晩は

 

 

監督 高橋名月

キャスト

久保史緒里…愛助

萩原利久…陽平

宇野祥平…不動産店主

 

 

なるほど。マンガが元なのか。

それならどんな怪現象でも可愛くなってしまうな。

幽霊が血色良くても漫画ならファンタジーで済むし。

 

子供向け映画だなーと最初はそう思って見てたけど

私が10代の女の子ならこれもアリかもしれない。

大人向けの幽霊ロマンス映画なら「ゴースト」あたりだね。

 

それにこんな可憐でかわいい幽霊さんなら

祓わなくてもいいんじゃないか、と

若い男性なら思うのも当然。

でも生気が全くなくなっていかないのも

流れとしてはつまんないなー。

どんどん陽平がゲッソリしていって、

霊能者の人に「このままだと…」と女幽霊さんは諭され

陽平のために出て行く決断でもすれば

切なさも増したかもしれないのに。

 

宇野祥平ちゃんは安定の脇役&小ボケ。

 

2人のデートで、相手は幽霊なのに

お好み焼き屋では2人分のコップや注文。

不動産店主が見かけた光景では

主人公が楽しそうに自転車2人乗りしてる。

では、他の人にも幽霊ではなく一人の少女として見えてたってこと?

うーん、なぜ見えてるのか描かれてない。

その前になぜ、幽霊少女に触れるようになったのかも

描かれてない。

 

マンガに忠実なのか定かではないですが

ここにアンサーを出さないと疑問しか残らなくなる。

脚本がダメなんだろうか。

初歩的で肝心な疑問が残るのにね。

 

あくまでもファンタジーで元がマンガで

ということだから深く突っ込みたくはないんですが

不動産屋が教えてくれた情報で、墓は教えないだろー。

それとも

死んだ少女の連帯保証人=親のところに行って墓聞いたのか?

かなり割愛しちゃった設定なのか?

墓の後ろに昭和50…5の数字しか見えなかったが

少女の他にも先祖が納骨されてるのか

一体いつ死んだんだ?

色々どーでもいいことを考えてしまって。

んーー浅いなあ、脚本。

 

 

 

 

 

 

左様なら今晩は