太陽の子

映画 太陽の子

 

 

監督 黒崎博

キャスト

柳楽優弥…石村修

有村架純…朝倉世津

三浦春馬…石村裕之

 

 

知らなかったよ。

初めて知った。

日本でも当時、原子力爆弾を開発してたなんて。

そうだったのか。

 

演者さん達は安定した実力者たちばかり。

サブの人達も私がこのんで見てる映画には

ちょいちょい出てくるおなじみの人ばかり。

宇野祥平ちゃんだったり、渡辺大地君、

奥野瑛太君。

ここに野間口さんが入れば、揃い踏みw

 

そんな中で、やはり田中裕子さんは

母親役として気迫が違ってましたね。

広島、長崎と爆弾を落とされ

次は京都か?と噂されてる中で

家族は避難しろ、修は比叡山で爆発の様子を見る

なんてものすごい恐ろしい発言をした後に

発する親としての覚悟のセリフと表情。

胸がつかえてしまいました。

 

と、第二次世界大戦終盤近くの研究者たちの様子を描いた

この映画。

役者はいいのに、つまらなかったです。

持ち上げといて下げてみた。

 

たぶん見た人は「んー、ん?」と思うかも。

修がおにぎり食べてるシーンが延々続く。

あのでっかい丸いおにぎり。

このままいくと、全部食べ終わってもおかしくなさそう

と思うぐらい長回し

途中、じーっと見てるのも飽きてくるので

三脚カメラを見たり、修の横のバッグを見たり。

それでもまだ食べ続けてる。

あれは…なんであんなに長いんでしょうかね?

でかくて丸いおにぎり。

真ん中の方は塩っけがなくて、味しないだろうなーと

余計なことを思ってみたり。

 

つまらないというのは私の主観なのでゴメンです。

研究のあれこれがよくわからなかったのです。

でも科学にとり憑かれた研究者たちは

きっと寝食忘れるほどに没頭するんでしょうね。

その視点で私は見てなかったので、理解しづらかった。

先に日本側が開発に成功していたら…

恐ろしくもあります。

 

こういう映画はとても大事です。

2045年になった時。

第二次世界大戦から100年が経とうとしたときに

どれだけこういう戦争映画が残されているか。

遠く、遠すぎる昔になっていて忘れ去られないか。

どんな形でもいい。

忘れてはいけないことだし、語り継がれなければならない歴史。

 

戦争経験者は2045年にはもう一人もいないでしょう。

誰の視点からでもいい。

資料をかき集めて創作して映画にしてもいい。

決して忘れてはいけない出来事です。

と思いました。

 

 

 

 

 

 

映画 太陽の子