監督 ギレルモ・デル・トロ
キャスト
サリー・ホーキンス…イライザ
マイケル・シャノン…ストリックランド
デルトロ作品の「パンズラビリンス」は
なかなか刺さる映画でしたが
こちらは自分的にそこまで盛り上がる話ではなかったわ。
人間と、でないもののラブストーリー。
こういう一見「?」な異形なビジュアルは得意なデルトロさん。
アバターを変形させたような半魚人。
見ていくうちに可愛さが増してくる。
で、シザーハンズのような人間ではない生物との恋愛。
ちょい悲しい結末かと思いきや
「ん~そう来るのか」と納得させられたラスト。
ニクイね、このぉ。
囚われの半魚人に惚れてもうたイライザの描写が
見逃してたか、私の理解不足かで
え、いつの間に好き好きモードになったのと思った。
好奇心で最初は半魚人を見たいってのはわかるけど
あんなにすぐに受け入れるかね。
キェェェ!!!っていう鳴き声聞いたら、驚くでしょうに。
けど、この2人の愛は確かに感じた。
マイケルシャノンが奥さんとセクスーしてるシーンは
ただやってるだけという独りよがりの発散に見えたが
イライザと半魚さんの抱擁は心のつながり=愛に見えた。
ってなぜ思うか。
ラストで判明したのですべてに納得したわ。
自分なりのこじつけの解答かもしれないけど。
大人のロマンスファンタジーです。
いろんな愛のカタチがあるなーと。