監督 春本雄二郎
キャスト
瀧内公美…木下由宇子
光石研…木下政志
河合優実…小畑萌
主役の瀧内さん、AmazonCMのお姉さんだ。
この人、気になるんだよなあ。
自分が男だったらもろタイプです。(ノーマルな私です)
この内容はね、深い深すぎます。
正しければ、正直であればいいのか。
ウソ偽りなく生きていくこと=
皆が幸せになることではない。
事実と真実とは?
向き合おうとすればするほど
恐ろしくもあり懺悔残酷憂鬱な気持ちになり
ましてや、
我が身にも似たようなことが降りかかることになった主人公。
リアリティに富んでて八方塞がりに陥っていく様子が
重苦しく伝わってきます。
瀧内さん見たさに見始めたこの映画。
とんでもなく掘り出しもんでした。
加えて、亡くなった矢野先生の姉役、志帆さん。
この人が出てきた瞬間に
「うわぁ、岬の兄妹の人だー!」と高揚。
そういえばで亡くなった女子高生の父も「岬~」だ。
とすると監督って…違ってましたw
名が知れてる役者さん達も含めて
皆さんかなり存在感があり、凄味もハンパなかった。
タイトルどおり主人公の天秤が
もうグラグラに揺れている様子が手に取るように伝わります。
どっちつかず。答えが出せない。
知らなくてもいい真実。
正義は常に正しいことなのか。
そして由宇子はテレビ局と繋がるドキュメンタリー監督。
とんでもない映画がまた現れました。
2時間半の尺がある長編ですが
全く長さは感じられなかったです。