空の青さを知る人よ

 

 

監督 長井龍雪

若山詩音…あおい

吉岡里帆…あかね

吉沢亮…しんの

 

 

単純に素直に見たら

音楽やら青春やら好きな題材だし

見やすくて飽きも来なかった。

場所が秩父だし(笑)

 

「心が叫びたがってるんだ」のアニメも

以前見ましたが

同じように青春ロマンスだったかも。

すでに記憶がおぼろげ…

 

10代の夢に向かって進むまっすぐな気持ちと

酸いも甘いもいろんなことを徐々に知って

現実を見据え、どうしていくか迷う30代。

 

10代と30代のしんのが対面して

若かった頃の自分の気持ちが聞けるなんて

ちょっとうらやましくもある。

自分は10代のころどう思ってたかなんて忘れちゃったから。

きっと今よりストレートに頑固だったんだろうなー。

 

黒と白しかなかったのが

今ではグレーがあってもいいと思うようになり、

社会という大海に出て視界が広がり

選択肢が増える反面

大切なことがぼやけちゃったり。

 

そういうことを思ったら

新渡戸さんだっけ?演歌のおじさん。

あの人、ぶれることなくまっすぐに突き進んでるなーと。

人を振り回しそうな難あり性格かもしれんけど。

 

慎之介は大人になって

ずいぶんと変わりすぎたというか

大人風貌すぎてるというか

やさぐれ感が出まくりすぎてました。

31歳でしょ?あそこまでならないよ。

 

あいみょんの歌はやっぱりあいみょんが歌ってる方が

いきいきソングになる。

このアニメとも合ってたし。

しんのがこの曲のソロだして一発で終わったのはわかる。

後で知っての吉沢亮の声。歌声と曲が合ってない。

 

夢を持ち続ける大切さは大事。

それは大人になっても。

夢を諦めてしまうことも時には必要な勇気。

それ以上に大切なことが見つかれば、だけど。

 

あ、昔の小さな夢思い出した。

「専業主婦になりたい」だった。

未だに叶ってない(笑)

高齢になったら嫌でも仕事がなくなるから

その時に叶うかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

空の青さを知る人よ

グローリー 消えた腕時計

 

 

監督 クリスティナ・グロゼヴァ

   ペタル・ヴァルチャノフ

キャスト

マルギタ・ゴシェヴァ…ジュリア

ステファン・デノリュボフ…ツァンコ

 

 

ブルガリア映画なんだってー。

名前が覚えにくいわ。

 

ホントッ!!!いけ好かない女!!!

この女のやることなすこと話すこと

すべてクソでした。

 

こういうことをメディアやマスコミは

「普通に」するんだ、というんだというのがわかる。

日本も似たり寄ったりだろうと思う。

 

自分中心でまわっているようにしか思えない女。

自分ら不妊治療のために病院にきてるのに

医者との話で仕事の電話ぐらい切ろよ!

いちいち着信音がうるさい。

 

ツァンコの時計を預かったなら

返却するまでしっかり保管しとけよ。

っていうか、なんでお前が人のモノ奪うの?

 

紛失したら電話もスルー。

謝らない。

人任せにする。

は?は?なにこの女。

挙句の果てに偽の時計に差し替える。

 

女の行動や言動に終始イライラしっぱなし。

もう見ていくうちに黒い心が芽生えてきて

不妊治療失敗しろよ、なんて思い始めたわ。

 

ツァンコは吃音なんで

なかなか話すのに苦労してる。

電話口でも一生懸命に話してるので

がんばれー!!って応援しちゃった。

彼の感覚はたぶん一般の庶民と一緒。

お札1枚や2枚ならもらっちまうが

あれだけ大量にあったらそりゃ通報するわ。

 

一躍ヒーローになってしまったために

こんな災難に巻き込まれるなんて…

お金なんて発見しなきゃよかったと思うでしょ。

 

大臣とのやり取りも文句あるだろうが

そんなことより

父からもらった大事な大事な腕時計が

戻ってきてほしい。

彼にとってそれが一番一大事なんだから。

 

時計が戻ってこなくて

ただただ返してほしいだけなのに

運輸省の奴らの対応はブルガリアの国でも

同じ対応だったのか―。

ホントいら立つ。

 

エンドロールが流れる中、

音楽に交じって口笛も吹いてる。

これは誰の口笛だ?

女の夫か?

終わりをハッキリ見せてくれなかったけど

これでいいか。

 

謝ることを知らないタカビー女には

制裁を!!

 

 

 

 

グローリー 消えた腕時計(字幕版)

金子文子と朴烈

 

 

監督 イ・ジュニク

キャスト

イ・ジェフン…朴烈

チェ・ヒソ…金子文子

キム・インウ…水野錬太郎

 

 

うーん知らなかった。

金子文子という人がいたことを。

 

韓国が作った映画。

歴史を知らない私は日本がした行動に

えらく打ちのめされた。

こんなにもえげつないことをしたのか?

 

それに今も昔も変わらないメディアのでっち上げ記事。

そして大日本帝国

こんなんだから戦争で負けたんだ、って言えるぐらい

非道なことしてきたんだね。

一部がね。

 

記憶に残ったのが自警団の

「十五円五十銭」と言ってみ、で

しっかり言えない人は日本人じゃないので×。

歴史知らないですが、こうやって

朝鮮人を大量虐殺していく日本人は刑をくらったの?

 

水野錬太郎という内務大臣。

これがホントに奴がしてきたおこないなら

恥ずべき行為であり、人でなし。

同じ日本人として不愉快すぎる行為。

 

知ってることは関東大震災のみで

その陰でこんな事件があったことを知りませんでした。

 

この映画では役者が魅力。

金子文子役の人も韓国人。

どうしてこれほど日本語堪能かしら?

どこの女優さん?ってずっと日本人だと思ってた。

とてもエネルギッシュに演じてた。

キュートでちゃっきり。昔の浅野温子みたい。

 

朴烈の俳優さんも超魅力的。

この役だからか、素顔はこの役とえらい違ってる。

私は朴烈役の方が好きだ―。

 

こうしてみると

元々歴史には疎く、映画で初めて日本がしてきたことがわかる

っていうのも多いんですが

それ以上に日本はいろんな黒い歴史を隠して

時代を生きてる気がします。

黒い部分はなかったことにって。

 

これは韓国映画ですが

日本映画でこの題材だったら

どのように描かれるんでしょうか。

やっぱり隠しちゃいますかね。

この大震災の時に虐殺されてしまった朝鮮人に向けて

反省と謝罪の気持ちを込めて

映画を作る監督さんは現れないでしょうかね。

消されちゃいますか?

 

反日映画か否か。

全部が全部、映画を見て史実かどうかかわかりませんが

知らなかったことを知ったということで学べました。

力強い作品でした。

 

 

 

 

 

 

金子文子と朴烈(字幕版)

アヴリルと奇妙な世界

 

 

監督 クリスチャン・デスマール

   フランク・エキンジ

マリオン・コティヤール…アブリル

フィリップ・カテリーヌ…ダーウィン

ジャン・ロシュフォール…ポップス

 

 

フランス?アニメなの?

何処の国だか定かじゃないけど、

内容がひじょうに面白い。

こういうアニメで創造するワクワク感って

今まであったっけ?

 

が、好みが分かれるのか絵のタッチがあまり好きじゃなかった。

アブリルが主人公だってのにかわいくなーい。

もうちょっとだけ書き換えたらかわいくなれたのに。

でも日本向けではない、フランス向けで

こういうのが絶賛されてるのなら致し方ない。

なんかねー、長谷川町子の昔の「サザエさん」みたいな画。

 

アブリルの曽祖父、ギュスターヴ博士が作った

言葉をしゃべるオオトカゲ。

冒頭に逃げ出したんだけど、途中から宇宙服着て?また登場。

宇宙服にトカゲ顔。

これがまた「宇宙船サジタリウス」を思い出させる風貌。

こっちのほうが完全にトカゲトカゲしてますが。

 

決して大げさすぎず、淡々に話が進む。

字幕で見たんだけれど声のトーンもストーリー全体も

どことなく暗い。

それでもワクワクしながら見れる。

 

創造力の世界としては

猫のダーウィンのキャラクターが最高。

何度も書くけど、絵はかわいくないんだよ。

ダーウィンも例にもれず…何歳だよ?ってぐらいの猫。

でも彼がいてこそ、彼の活躍で救われてるとこがたくさん。

 

ああ、アブリル。

女の子なのにピンクのワンピースが

こんなに似合わないなんて悲しすぎる。

もののけ姫」のサンとまではいかなくても

せめてサンの半分ぐらいの魅力があったら

また違ってたろうに。

 

 

 

アヴリルと奇妙な世界(字幕版)

スケアリ―ストーリーズ 怖い本

 

 

監督 アンドレ・ウーヴレダ

キャスト

ゾーイ・コレッティ…ステラ

マイケル・ガーザ…ラモン

ガブリエル・ラッシュ…オギー

 

 

デルトロ氏が制作にかかわってるらしいので

ハズレはないだろうと、彼様と鑑賞。

 

児童文学だって?

うーん前半は確かにジュブナイルホラーのような

展開になっていくんだろうなあと匂わせましたが、

いやいやそうでもないよ。

それなりに怖かったんで、この映画は子供が見たら

かなり「イット」のようなトラウマになるかもよ。

チャッキーよりも怖さはあるんじゃないかな。

 

余白の箇所に文字が浮かび上がり、物語として話が進む。

それが本当にそれぞれの子供たちの身に起こり、

災いが降りかかってしまうという。

 

子供たちの各々、

一番怖いものが現実として登場するらしいんで

みんな出てくる造形が違うとこがいい。

 

原作はオムニバスらしいんだけど

映画として子供たちを集めて

それぞれのストーリーとし、一本の映画にしたようだ。

 

これはデルトモも加わってるからだろうが

なにせオバケのヴィジュアルが素晴らしく良い。

一言、コワイ。

私としては素敵すぎて目がランランしちゃう。

血は出ないんだけどねー。

 

案山子さんと青白ぷよぷよ女さんは

素晴らしいね。

見た瞬間、フフッと笑った後にゾクッとくる。

青白さん、ペール・レディというんだ。

造ったヒントはどこにあったんだろう。気になる。

カワキモ。ぬりかべ?

 

この映画を見て気に入ったのなら

ストレンジャーシングス」も楽しめると思うよ

と彼様の弁。

前々から勧めてくれてるんですが、

ドラマものは時間がないと見れない。

いつか見ます。

 

全てが丸く収まってめでたしじゃないとこが

いかにもデルトロ参入した結果って感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スケアリーストーリーズ 怖い本(字幕版)

学校裏サイト

 

 

監督 福田陽平

キャスト

山田悠介…藤原隼人

水沢奈子…木下千織

 

 

これ、見ないほうがよかった。

なんでこんなのを選んだのか自分を悔いたわ。

どうすればこの学芸会レベルの話を

引っ張れるのか不思議で仕方がない。

素人が作った映画よりイケてない。

 

最初っから見ながらイラついてて

どうしようかと迷いながら

1時間後には断念することにしました。

断念っていう表現じゃないな。

プツッと切れました。

もういいわっ!!!って。

 

生徒もそうなんだけど

他の政治家やニュースキャスターという

大人の役までもが棒読みもいいとこで

作りも雑だしさ、

第一に携帯のヒミツをばらすとかっていうゲームも

なんだかどこでその秘密知ったん?っていう粗さ。

 

ウィキを見ると

登場人物とか出てくるよね。

主人公の欄になぜか住所が記載されてる。

まさかね、と思ってMAPでググったら

同じ住所でどこかの家がしっかりある。

見ず知らずのどなたかが住んでるんじゃないんですか?

これ、大丈夫なんですか?

 

山田悠介は小説家の山田悠介と同姓同名なんだ。

小説家の山田氏が原作の映画かとよぎったが

違うみたいで、ある意味良かったわ。

 

全然ホラーじゃないし、

全然ストーリーが面白くないし、

見事に演技が上手くない面々だし、

いいとこがなく

これこそ時間の無駄でした。

こんなにイラつく映画も久々だった。

 

 

学校裏サイト

ザ・メキシカン

 

 

監督 ゴア・ヴァ―ピンスキー

キャスト

ブラッド・ピット…ジェリー

ジュリア・ロバーツ…サマンサ

ジェームズ・ガンドルフィーニ…ウィンストン

 

 

当たり前なんだけどブラピもジュリアも若い!!

可愛すぎる!!

もう20年も前だからそりゃそうだ。

 

軽ーい犯罪ものの映画として見ることで

(時にコメディチック)成り立つ映画。

内容は銃をめぐるなんとかで

どーでもいいような気もした。

 

ブラピよりも、

偽リロイことウィンストンさんにくぎ付けになった。

コワモテ殺し屋なのに、ゲイで涙もろい。

人情に厚い。

とってもチャーミングだわ。

でも、演じたガンドルフィーニさんは既にお亡くなりになってた。

素敵は俳優さんでした。

 

サムと偽リロイはあんなにお互いのこと話して

人質と殺し屋の関係ではあっても

仲良しになれたのに

偽リロイが亡くなっても、あんなにケロっとしてるのよ?

そこまでもが軽いとあまりにも偽リロイが可哀想すぎる。

 

 

それと助演賞として犬。

彼もまたあの怖そうな顔つきなのに

銃を向けると、素直に従う。

メキシコの犬は賢いなあ(笑)

 

実はもっと大事になるような話で

緊張感が絶えない映画だと思ってたのだが

あまりにもゆるーい展開なんで腑抜けた。

それでもかまわないのだけど

こんなにも大御所な2人&ジーンハックマンまで出てて

これですかい!ってなった。

 

このカップルのケンカを見てると…

単なるバカップルのやり取りにしか見えなかった。

 

 

 

 

 

 

ザ・メキシカン (字幕版)