金子文子と朴烈

 

 

監督 イ・ジュニク

キャスト

イ・ジェフン…朴烈

チェ・ヒソ…金子文子

キム・インウ…水野錬太郎

 

 

うーん知らなかった。

金子文子という人がいたことを。

 

韓国が作った映画。

歴史を知らない私は日本がした行動に

えらく打ちのめされた。

こんなにもえげつないことをしたのか?

 

それに今も昔も変わらないメディアのでっち上げ記事。

そして大日本帝国

こんなんだから戦争で負けたんだ、って言えるぐらい

非道なことしてきたんだね。

一部がね。

 

記憶に残ったのが自警団の

「十五円五十銭」と言ってみ、で

しっかり言えない人は日本人じゃないので×。

歴史知らないですが、こうやって

朝鮮人を大量虐殺していく日本人は刑をくらったの?

 

水野錬太郎という内務大臣。

これがホントに奴がしてきたおこないなら

恥ずべき行為であり、人でなし。

同じ日本人として不愉快すぎる行為。

 

知ってることは関東大震災のみで

その陰でこんな事件があったことを知りませんでした。

 

この映画では役者が魅力。

金子文子役の人も韓国人。

どうしてこれほど日本語堪能かしら?

どこの女優さん?ってずっと日本人だと思ってた。

とてもエネルギッシュに演じてた。

キュートでちゃっきり。昔の浅野温子みたい。

 

朴烈の俳優さんも超魅力的。

この役だからか、素顔はこの役とえらい違ってる。

私は朴烈役の方が好きだ―。

 

こうしてみると

元々歴史には疎く、映画で初めて日本がしてきたことがわかる

っていうのも多いんですが

それ以上に日本はいろんな黒い歴史を隠して

時代を生きてる気がします。

黒い部分はなかったことにって。

 

これは韓国映画ですが

日本映画でこの題材だったら

どのように描かれるんでしょうか。

やっぱり隠しちゃいますかね。

この大震災の時に虐殺されてしまった朝鮮人に向けて

反省と謝罪の気持ちを込めて

映画を作る監督さんは現れないでしょうかね。

消されちゃいますか?

 

反日映画か否か。

全部が全部、映画を見て史実かどうかかわかりませんが

知らなかったことを知ったということで学べました。

力強い作品でした。

 

 

 

 

 

 

金子文子と朴烈(字幕版)